たらちねジョン作『海が走るエンドロール』がいよいよ最終巻 秋田書店フィルムアワード応募作品に映画監督 今泉力哉 山中瑶子も注目 2027年 京アニ制作で映画化も

「私が漫画のなかで『海』として表現したかったことのなかには、何かを書きたい、作りたいという衝動を描きたいという思いがありました。

みなさんが応募してくださったこと、作ろうと思ってくれたその瞬間こそが、まさに『海が走る瞬間』だったのかなと思います。

本日はお集まりいただき、ほんとうにありがとうございます」

―――そう語るのは、『海が走るエンドロール』(秋田書店 ボニータ・コミックス)の作者、たらちねジョン。

『海が走るエンドロール』は、65歳を過ぎ夫と死別した女性・うみ子が、映像専攻の美大生・海(カイ)との出会いをきっかけに、映画監督をめざす物語。

その最終巻となる9巻が、いよいよ発売↓↓↓
https://www.amazon.co.jp/dp/4253013287

京アニ制作でアニメ映画化

この『海が走るエンドロール』は、宝島社「このマンガがすごい!2022」オンナ編に1位にランクインし、翌年「このマンガがすごい!2023」オンナ編では6位、2年連続ランクインを果たした人気作で、TVや新聞など各メディアでも多く取り上げられ、現在累計130万部を突破。

さらに京都アニメーションによりアニメ映画化されることも決まり、2027年公開にむけて制作がすすんでいる↓↓↓
https://umi-endroll-movie.com/

そんな注目作『海が走るエンドロール』が、完結を記念しフィルムコンペティションを開催した。

海が走るエンドロールフィルムアワードに異端な傑作が集結

秋田書店は、2027年にアニメーション映画化も決定した、『海が走るエンドロール』(作者:たらちねジョン/刊行:秋田書店 ボニータ・コミックス)の完結を記念しフィルムコンペティション「海が走るエンドロールフィルムアワード」を開催↓↓↓
https://landing.akitashoten.co.jp/endrollfilmaward/

審査員である今泉力哉(映画監督)、山中瑶子(映画監督)、たらちねジョンが登壇し、審査員賞(3名)、準グランプリ(1名)、グランプリ(1名)を称えた。

グランプリ:野田遊歩「都夏」(つげ)

グランプリは、野田遊歩「都夏(つげ)」。

同作品は、大工と天使が出会い、まだみたことのない家族を探していくなかで、自分自身の存在や生きる意味の輪郭に触れていくというストーリー。

「絵と音が完全に別物として編集されているような時間があったり、描かれている世界が小さくなくてすごく魅力的で、次回作も見てみたいと思いました」(今泉力哉監督)

「カット単位での満足度が高く、この監督なら、何を撮っても面白いものができるのでははないかと感じました」(山中瑶子監督)

「声を出して大笑いしてしまいました(笑)。会話劇のテンポが良く、モノ作りや自己表現の根源的なパワー、自分のやりたいことをやりきってしまうパワーに溢れていて素晴らしいです」(たらちねジョン)

グランプリは賞金30万円、副賞として秋田書店作品PV制作への監督参加の機会が与えられる。

また作品は5月15日発売『海が走るエンドロール』最終9巻発売時のプロモーション映像として採用され、TOHOシネマズ 日比谷をはじめ都内数劇場で 5月22〜28日の1週間、上映される。

準グランプリ:可香谷慧・濱本富士子「初めてカメラを持った日」

「作品で描かれている悩みが自分にリンクするところもあって、とても面白く見ました。

『劇中の子供時代の映像は、現在撮ったものなのか、それとも本当に昔の映像なのか』という議論が審査の際にありました。

私は昔の映像だと思って素直に感動していたのですが(笑)、現在撮った映像だと知った後でも映像の魅力が伝わってきたということは素晴らしいと思います」(今泉力哉監督)

審査員賞 今泉監督:沼田理紗「みち」

「カット割りや省略も含めてすごく丁寧に撮られていると感じました。

子どもの行動やセリフの描写も生々しく、家族について具体的に語りすぎない構造や、最後の意味深なサイレンの音について審査員間で議論が起きたりと、長尺でも見たいと思える魅力的な作品でした」(今泉力哉監督)

審査員賞 山中監督:山﨑一正「drifter」

人間関係の本質的な部分が限られた時間の中でよく表れていて、無視できない引力がある作品でした。

カメラの位置や距離など、関係性を見せるための撮り方にも工夫した痕跡が見られて良かったです」(山中瑶子監督)

審査員賞 たらちね先生:舘田紅太郎「うみべの」

「登場人物のキャラクター性や愛らしさがすごく魅力的でした。

あえて笑わせようとしていないのに、思わずクスッと笑ってしまうような空気感がとても良かったです」(たらちねジョン)

読者賞:角木理紗「投企せよ、海へ」

こうした受賞作品を目の当たりにした たらちねジョン は、こんな想いを伝えた。

「私が漫画のなかで『海』として表現したかったことのなかには、何かを書きたい、作りたいという衝動を描きたいという思いがありました。

みなさんが応募してくださったこと、作ろうと思ってくれたその瞬間こそが、まさに『海が走る瞬間』だったのかなと思います。

本日はお集まりいただき、ほんとうにありがとうございます」

―――65歳を過ぎ夫と死別した女性・うみ子が、映像専攻の美大生・海(カイ)との出会いをきっかけに、映画監督をめざす『海が走るエンドロール』(作者:たらちねジョン/刊行:秋田書店 ボニータ・コミックス)は、最終巻(9巻)が発売中↓↓↓
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