
いま、こんな老朽化した戸建て賃貸住宅が、空き家となって放置されているのを、全国各地あちこちで見かける。
所有者(オーナー)も高齢化し、70代~90代が保有し、相続税や固定資産税などの課題を抱えながらも、「実際はどうすればいいか……」と頭を抱えている人も少なくない。
―――そんな日本が直面する空き家課題を、地元ハウスメーカーといっしょに伴走しながら集合住宅化し、賃貸アパート経営で後継させるという事例をみた。
それが、ポラスグランテックの事例

埼玉県越谷市に本社を構え、サッカーJ1浦和レッズのトップパートナー(胸スポンサー)を長年務める、埼玉・千葉・東京を商圏とする地域密着型経営のハウスメーカー ポラス(POLUS)グループには、土地活用・賃貸住宅経営を一貫サポートするポラスグランテックという総合建築企業がある。
このポラスグランテックは、オーナーが長期的に安定した収益を得られる土地活用を重視し、さまざまなニーズに対応するバリエーション豊富な工法と、長期間の経営を見越したプランニング、物件の価値を高め維持するサポート体制で、「20年後、30年後も選ばれ続ける土地活用」を提供中。
その最新事例が、東武線せんげん台駅から徒歩18分の埼玉県越谷市大泊にことし9月完成予定の新築賃貸アパート Villenatale 8戸(全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円)だ。
全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円 の新築賃貸アパートで経営も景色もにぎわいも刷新

これが、ポラスグランテックとオーナーがいっしょになって初打ち合わせから1年半で完成させた、新築賃貸アパート Villenatale 8戸(全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円)。
ここに、冒頭トップ画像のような老朽化し空き家放置されていた戸建て賃貸住戸が8棟あったとは思えない。
ポラスのデザインノウハウを取り入れた南欧風アパートメント(木造)で、景色がまるでかわった。
ポラスグランテック木造アパート賃貸住宅パッケージ「ラコット」(木造軸組工法)をベースに提案

この新築賃貸アパート Villenatale 8戸(全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円)は、ポラスグランテックの「ワンランク上のライフスタイルにマッチした高い入居率、長期入居型アパートメント」をめざした木造アパート賃貸住宅パッケージ「ラコット」(木造軸組工法)をベースに建てた事例↓↓↓
https://www.polusgrandtec.jp/apart_racconto/
働く女性をターゲットに住宅性能・設備をデザイン 4つの間取りプランで多彩に

「ラコントのメインターゲットは、働く女性を中心とした単身・DINKS(子どものいない夫婦)世帯。
多様化するライフスタイルに寄り添った4つの間取りプランと、入居者満足に徹底してこだわった住宅性能・設備・デザインを提案しています」(ポラスグランテック 三浦正寛 担当)
東武線せんげん台駅から歩いて18分という立地で、まだ完成していないという9月中旬時点で、すでに契約者が出ているというから、そのクオリティの高さがうかがえる。
私道を廃道し土地開発 ポラスグループの総合力を活かし高付加価値化をサポート

新築賃貸アパート Villenatale 8戸(全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円)を手がけたポラスグランテックとオーナーの出会いは、ポラスグループの定期イベント「体感すまいパーク」から。
1年半前にこのイベントに参加したオーナーが、「老朽化し空き家になった戸建て賃貸住宅の土地を再活用したい」という思いから、ポラスグランテックといっしょに建て替えを計画。
ポラスグループの総合力を活かし高付加価値化をサポート、たとえば戸建て賃貸時代の敷地中央にあった私道は廃道し、土地開発に着手していくという一貫した伴走でオーナーも「期待を超える完成度」という。
オーナーの入居者ターゲティングにあわせ 1年半で刷新

ポラスグランテックは今回、オーナーの入居者ターゲティングにあわせ、木造アパート賃貸住宅パッケージ「ラコット」(木造軸組工法)をベースに伴走。
そこで8戸すべてを共通の居住空間にするのではなく、ビューティ/フレンズ/アクティブ/スタジオという4種類(2戸ずつ)のテーマデザインで個性化を図り、入居者の“部屋を選ぶ楽しさ”や、オーナーの“多彩な売り方”も実現させた。
ポラスグランテックとオーナーが出会って、1年半でここまで刷新できることに驚く。
―――ここからは、実際に現地で見学してみて実感した“スポットライト”をチェックしていこう。
総事業費2億円 利回り6% 25年後黒字化

埼玉県越谷市、ポラスグランテックとオーナーが伴走して1年半で完成へとこぎつけた新築賃貸アパート Villenatale 8戸(全戸2LDK 月額賃料9.9万円~12万円)は、総事業費が2億円ほど。
利回り6%で25年後に黒字化を見込む。
高コストな鉄骨よりも、ポラスの木造アパート賃貸住宅パッケージを選択

鉄骨造にするとコストがかさみ、家賃設定も高額になってしまうことから、オーナーは、ポラスグランテックと木造アパート賃貸住宅パッケージ「ラコット」(木造軸組工法)をベースに開発していくことに。
90代のオーナー母親が施主 60代オーナーがアパート管理運営 相続税対策にも

これまで戸建て賃貸経営を担っていた 90代のオーナー母親が施主となり、60代のオーナーへアパート管理運営を譲る。
税理士のアドバイスも聞きながら、相続税対策としてもこの新築賃貸アパート計画を加速させたという。
「集合住宅(アパート)のほうがメンテナンス費用面でも税制上のメリットがある」とも。
各住戸の玄関を1階に集約 共用部メンテナンスコストが減

ポラスグランテック木造アパート賃貸住宅パッケージ「ラコット」(木造軸組工法)は、各住戸の玄関を1階に置くのも特長のひとつ。
入居者のプライバシー確保はもちろん、通常の賃貸マンション構造と違い、共用廊下・階段がないことから、将来の共用部メンテナンスコストがおさえられる。
女性にうれしい設備も


「ビューティー」がテーマの部屋には、ミストサウナがついた充実のバスルームとサニタリーが。
座ってメイクができるドレッサーなど、美容に気を使う女性がおうちでリラックスして一日を過ごせる部屋に。
◆◆◆
あの空き家放置された戸建て賃貸住宅8戸の敷地が南欧風のアパート空間に刷新されて、オーナーも入居者も、そして地域もハッピーに―――。
ポラスグランテック
https://www.polusgrandtec.jp/


