物流不動産大手の日本GLPは、千葉県流山市の大規模多機能型物流施設プロジェクトの中核「GLP ALFALINK流山」の街びらきイベント・内覧ツアーを開催。物流関係者をはじめ、地域住民、メディアら大勢が集まり、新たな交流拠点に期待を込めた。
会場には、日本GLP 帖佐義之 代表取締役社長、井崎義治 流山市長、原裕介 千葉大学 特任准教授が登壇し、「コミュニティ・建築×ウェルネス」をテーマにトーク。
日本GLPと流山市、災害時以外の地域イベントなどでも連携
健康増進や働く人の生産性向上で、コミュニティや建築がもたらす価値について原教授が解説。井崎市長は、日本GLPがカフェテリアや公園などハード面に加え、コミュニティ形成といったソフト面での地域連携を深めていくことに期待を込めた。
トークセッション後は、流山市との「地域活性化に関する包括連携協定」の締結式を開催。同協定は、ことし2月に千葉県流山市・佐川急便と締結した、緊急支援物資の輸送や災害時の事業継続への3者間協力に関する協定を拡大し、災害時以外の地域イベントなどでも連携できるようにしたもの。
カフェテリアや芝生広場「ALCO Park」なども公開
内覧ツアーでは地域開放を行うカフェテリアや、芝生広場「ALCO Park」にあるマルシェなどを公開。また瞑想ルームやヨガスペースも備えた「ALCOラウンジ」なども初公開した。
GLP ALFALINK流山の物流施設内には、物流拠点としてだけでなく、工場、トラックターミナル、冷凍冷蔵倉庫など、さまざまな事業用途にも活用可能な施設を完備。物流テック企業である+Automation社の最新のロボットを用いた商品仕分けデモなども公開した。
物流拠点でステージショーも!
また、カフェ・ド・クリエを運営するポッカクリエイト上野修 代表取締役、食堂と売店を担当する心幸ホールディングス山崎忠 代表取締役社長 CEO も GLP ALFALINK流山 に駆けつけ、上野代表はこうコメントした。
「流山の第1号店として出店させていただくことを光栄に思っています。末永く、近隣住民の皆さま、ご利用の皆さまに愛される存在になれるように運営してまいります」
続いて山崎代表も「妥協せず、常に進化を続けながら、次世代の福利厚生を作り上げていきたいと思っています」と意気込みを語った。
その後、GLP ALFALINK流山 特設ステージでは、地元・流山の市立北部中学校の吹奏楽部による演奏や、地元で活躍する和太鼓チーム「荒川社中」によるパフォーマンス、フラダンス教室「HALAUHULA O ALOHA LOKOMAIKA`I 」などのステージパフォーマンスが披露され、会場が地域住民と物流施設関係者たちで盛り上がった。