うつ病 寛解率90%以上 再発率3%未満の「YSメソッド」開発者 佐藤康行に聞く最新トレンド、真我開発

ウクライナとロシアの終わりのない戦争、北朝鮮のミサイル発射……世の中はいまも人と人の恨み、妬み、誤解などで殺し合い、奪い合い、にらみ合いが絶えない。

いっぽう、日本では毎日90人もの人たちが自殺で亡くなり、未遂者は既遂者の10倍はいるといわれ、日本の自殺率(人口10万人当たりの自殺者数)は米国の2倍、英国の3倍で、先進国のなかでは群を抜いて高い状態にある。

―――そんないま、「2030年までにうつ病ゼロ、自殺者ゼロをめざす」という都内にある「YSこころのクリニック」が注目を集めている。

なんとこのクリニック、YSメソッド「うつ病臨床90日プログラム」でうつ病 寛解率90%以上、再発率3%未満という実績がある。

なぜ、こんな「業界ではありえない実績」を出すことができたのか。『過去を変えれば「うつ」は治る』(廣済堂健康人新書)の著者で同クリニックを手がける佐藤康行氏に聞いた。

「自然治癒力を意図的に発動させ、引き出す」

「全世界で既に3億人を超える人々がかかっているといわれるうつ病は、人類を悩ませる主要な問題。事実待ったなしの状態が続いている。うつ病の根本治療法「佐藤康行(YS)メソッド」は、薬、磁気に頼らず、 副作用なく安全。再発のない根本治療で、 短期間に完治できます。

その根本治療の軸にあるのが、心の自然治癒力を最大限に引き出す佐藤康行(YS)メソッドです。この自然治癒力は、その生命が持つ体や心の病、苦しみ、トラウマ、問題、不安、心配、ストレスなどの全てを根本的に解消することができます。

その自然治癒力を意図的に発動させ、引き出すメソッドが、佐藤康行(YS)メソッドです。

「人間は記憶でできている」

記憶というのは、遺伝というDNA(遺伝子)の記憶と妊娠中の母体の中という生まれる前の記憶、そして、オギャーと生まれてからの人生の記憶が折り重なってできている、すべての記憶のことを指します。

記憶のもとは愛と恐怖。その記憶には、意識できる部分(顕在意識=脳)の記憶も、意識できない部分(潜在意識=遺伝子および過去)の記憶も含まれます。人は、その背負っている過去の記憶が性格となって現れています。

人生は、その人がその性格で、その思考で判断した結果が、現実として現れているに過ぎません。うつ病や自殺、妬み・争いが起こるのは、その根本の原因となる過去の記憶が潜在意識のなかに存在しているからです。

つまり、人間は記憶でできており、心も過去の記憶でできているというわけです。ゆえに、うつ病や自殺、妬み・争いは、過去の記憶にあるわけですから、その記憶を転換、書き換えられれば、消えていくことになります」(佐藤康行氏)

「プラスもマイナスもすべて「愛」に書き換える」

「人の記憶は、自分が過去記憶している出来事を、どのように感じたのかという印象が、記憶として残っています。ある出来事が、辛かったのか、苦しかったのか、悲しかったのか、また嬉しかったのか、楽しかったのかなどです。

こうした過去の記憶を書き換えられる力が、顕在意識、潜在意識のさらに奥深くに在る生命意識による自然治癒力です。

身体に働く自然治癒力と同様に、心に働く自然治癒力は、全人類が共通して持っている心で、すべての人を愛し、愛されている心、すべてがひとつという愛と喜びと感謝にあふれた心です。

この愛と喜びと感謝にあふれた心を引出していくことで、 うつ病や自殺、妬み・争いの根本原因である潜在意識に組み込まれた、データ(過去の記憶)を書き換えられます。

怒り、トラウマ、憎しみ、悲しみ、恨み、苦しみといったネガティブな感情を、一瞬にして愛に変換することが可能です。マイナスをプラスに書き換えるのではなく、プラスもマイナスもすべて「愛」に書き換えるのです」(佐藤康行氏)

「記憶からの思いこそが、あなたの運命を左右している」

「心と頭とは違うもの。ふっと力を抜いた自然体の時にでも、四六時中、喜びにあふれ、愛にあふれ、幸せにあふれ、心が豊かで、人を愛する気持ちが湧き上がってくるようになれば、間違いなく幸せになれますが、なかなかそうはいきません。

人間は記憶でできている。私たちは、たとえじっとしていても、絶え間なく何らかの思いがわき出てくるのです。

「何だかわからないけど、ムシャクシャしてきた…」
「虚しい…」
「あ、また嫌なあいつの顔を思い出しちゃった」
「どうしてぼくには彼女ができないんだろう」
「お金がなくてどうしよう」
「ああ、早く上司が変わってくれないかなあ」
「私はなんて幸せなんだろう」
「これからどうなるか楽しみだなあ」

実は、その思いこそが、あなたの運命を左右している原因といってもいい」(佐藤康行氏)

サムシング・グレート、真我を知る

「潜在意識のさらに奥の部分、一番深いところにある心、「頭」でも「潜在意識」でもないあなたの心の一番奥にある心の第三層、ここが大きな鍵を握っています。

心臓を動かし、血液を循環させ、細胞の分裂、内臓の働きなどを司っている心の奥深くにもともとある生命意識は、「生命(いのち)の法則」 といってもよいもので、そのことを分子生物学者であり、わたしとの共著者でもある、日本を代表する科学者、村上和雄筑波大学名誉教授は、「サムシング・グレート」と呼んでいます。

村上和雄教授のみならず、 京セラや第二電電(現KDDI)などを創業し、日本航空(JAL)の名誉会長を務める日本屈指の経営者 稲盛和夫氏は、それを「真我」と呼んでいます。

その生命意識から湧き出る「心の自然治癒力」は、心として表現すると「すべての人を愛し、愛されている心」「愛、喜び、感謝の心」であり、「完璧で完全なる素晴らしい心」となります」(佐藤康行氏)

「ゴミが出てくるのは治る前兆」

その心が、すべての人の心の奥にすでに存在しているのです。そして、その上に少しだけゴミが乗っていて、その上にふたをしていると考えてみてください。ふたをするというのは、私たちが頭で考えるということです。

なぜゴミにふたをするか。たとえば、あなたが、会社で何か不満があった時に、 いいたいことを何でもいえるでしょうか。給料を会社からもらっていたり、クビになるのが怖くて、いいたいことを抑えると思います。

それが、ふたをするということです。言い換えれば、頭でコントロールするということです。そして、酒場に行ってうっぷんを晴らしたりします。

そうやってゴミを出している。しかし、なぜ私たちは愚痴や不満を言ったり、妬んだり恨んだりするのか。それは、すべて人は、愛されたい、認められたい、わかってほしいからなのです。

自身の「生命意識の愛の心」の自覚をお手伝い

最初から愛され、認められ、わかってもらっていれば、酒場で発散しなくても済むものなのです。心の一番深い所にある 「生命意識」から「愛の心という自然治癒力」があふれ出てくるときに、実はゴミもいっしょに出てくる場合があります。

そのとき、体調が悪くなったり、イライラしてしまったりという一見するとマイナス的な現象が起こりますが、それを好転反応と呼びます。

このゴミが出切ったときに、「愛の心という自然治癒力」が出てくると捉えてください。ゴミが出てくるのは治る前兆なので、出るものはすべて出すのです。

「佐藤康行(YS)メソッド」を受けた人たちは、必ず何かしらの心の変化を遂げて帰っていきます。ほとんどの方は喜びの心、本当の愛の心を実感され、さらに問題の原因をつきとめて、帰っていかれるのです。

当クリニックでは、自身の「生命意識の愛の心」の自覚をお手伝いします

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