島根県 松江の街と宍道湖から 中海に浮かぶ弁慶島の物語に出会う水面絶景しまねバス旅時間へ♪ 国道431号 松江美保関往還の美しい水面とその先に待っている衝撃光景へ

宍道湖のおだやかな水面が映す絶景夕日と湖畔グルメ、縁結びの縁結びの神様で神話のふるさと出雲を象徴する出雲大社(いづもおおやしろ)―――。

絶景・絶品・縁結びと、おだやかな“しまね時間”のなかでいろいろな発見と出会いがある島根県 松江・出雲エリアは、水面の絶景が多彩。

そんな“しまね旅”のなかでも、今回はガイドブックに載っていない、スローで絶景と秘境が連続する“バス旅時間”へ。

知られざる“松江発 秘境バス旅”の始まりは、JR山陰線 松江駅から。

車窓がガラッと変わる越境路線バスの衝撃

まさかこんな、“異国”ともいえるぐらい車窓がガラッと変わる越境路線バスがあったとは…。

そう感じてしまう、秘境と絶景と“落差”を体感できる路線バスが、島根・鳥取県境にある。

島根県の県庁所在地で「水の都」として知られる松江から、バス3台(3路線)を乗り継いで、鳥取県境を越え、日本海の重要港湾といわれる境港(さかいみなと)へと行く、2時間の“しまねバス旅”―――。

はじまり♪ はじまり♪♪

一畑バス万原線 美保関ターミナル行きで松江の街、水面の風景をめでる

まずは、松江駅から一畑バス万原線(まんばらせん)県民会館 島根大学経由 美保関ターミナル行き、9時台の便に、「お世話になりまーす」。

松江駅を出ると、京橋川沿いに、小京都を想わせる街並みをゆっくりと走り、やがて“島根のオアシス” 宍道湖や松江城が車窓に映る。

こうした名所では、一畑バス運転手がたまにアナウンスしてくれるのもうれしい。

松江美保関往還を東へ

一畑バス万原線(まんばらせん)県民会館 島根大学経由 美保関ターミナル行きバスは、国道431号 松江美保関往還を東へと走る。

その行き先のとおりに島根大学を過ぎると、きらきら光るおだやかな水面が車窓に映る。

この水面が島根・鳥取県境にある中海。

さらに、地続きの小さな島がみえてくる。

これが、弁慶島(亀島)

やんちゃだった弁慶が6歳のころ、母・弁吉によってこの亀島にひとり置き去りにされ、ここ亀島で父と名乗る天狗と出会い、剣術や学問を学んだといわれる島。

弁慶は泳ぎが不得意ということで、島の砂や小石をせっせと積みながら中海に道をつくり内地へと渡り、母の待つもとに帰ったといわれている。

―――そんな松江の街と弁慶の物語とおだやかな水面景色のなかを行く“しまねバス旅時間”は45分、770円。

そこに待っているのは、こんどはこんな小さな美保関コミュニティバス!

ここからは、松江市が運行する美保関コミュニティバスで、島根 鳥取 県境へ。やばい、さらに楽しくなってきた♪♪♪

◆しまね観光ナビ
https://www.kankou-shimane.com/