

「水都 信州から、全国へ。おいしい水を通して多くの方々に SDGs達成 や マイボトル活用 ペットボトル 削減・脱プラ社会へ」
そんな想いで、重金属イオン PFOA PFOS 除去可能カートリッジ搭載ウォーターサーバー&浄水器を全国展開し始めたのが、長野県長野市に本社をおくファミリー・サービス・エイコーと、信州大学。
研究開発から製造・販売まで、オール信州で手がけるエイコー+信州大学の最新作についてのアドバンテージを、エイコー 石田幸司 代表取締役、信州大学アクア・リジェネレーション機構 手嶋勝弥 機構長 卓越教授らに聞くと、「新しい水の世界」にわくわくしてきた。
信大クリスタル 重金属吸着材入り ろ過器 採用、長野市の工場で製造する、メイド・イン・ジャパン浄水器

まずはエイコー蛇口直結型浄水器「METASUI」から。
このエイコー「METASUI」は、信州大学が開発した結晶材料「信大クリ」の重金属吸着材入りカートリッジ(ろ過器)を採用した、「浄水器製造実績30年超、浄水器を知り尽くしたメーカー」(エイコー)が長野市の工場で製造する、メイド・イン・ジャパン浄水器。
JIS規格で定められた除去対象17物質に加え、新たに浄水器協会で定められた規格基準に追加された除去対象3物質もすべて除去できるモデル。
有機フッ素化合物の一種 PFOS PFOA も除去


エイコー蛇口直結型浄水器「METASUI」は、遊離残留塩素やカビ臭、カルキ臭はもちろん、肝臓に悪影響を及ぼすといわれる溶解性鉛や農薬、発ガン性の疑いもあるトリハロメタンも除去してくれる。
さらに、世界でその危険性が問題視されている有機フッ素化合物の一種 PFOS PFOA も除去してくれるのがうれしい。
そしてもうひとつの特長は、水にもともと含まれているミネラル成分は、キープしてくれる。これもありがたい。
マイボトル使用でペットボトル削減
水1リットルあたり3円という低コスト

この「METASUI」を使うことで、フィルター価格に対し水1リットルあたり3円という低コストと、マイボトル使用でペットボトルミネラルウォーターを減らし、自分ゴトとして環境にも貢献。
ペットボトル削減、ごみ減量に加え、「飲用水だけで考えてもペットボトルに比べて1か月で約3900円もお得」という。
―――そしてエイコーと信州大学は、この蛇口直結型浄水器「METASUI」のほかに、同性能のウォーターサーバーを、全国のホテルや公共施設、スパ・リゾート施設、病院・介護施設などへと展開していくという。
長野県内の学校・市役所・空港など50か所設置実績から、全国展開へ




エイコーと信州大学はさらに、共同開発したウォーターサーバー「swee」(Shinshu Water for Ecology and Environment)を本格的に全国展開。
これまで長野県内の大学・学校・病院をはじめ、道の駅、市役所、動物園、公園、空港など約50か所に販売・設置展開してきたウォーターサーバー「swee」を、全国展開していく。
東京 銀座 NAGANO 都内初設置
販売代理店も募集

エイコーは、まずは4月10日から「銀座 NAGANO」(東京・銀座)に東京都内初となる設置・供用。
ここでのタッチアンドトライを契機に、全国へと拡販していくという。
さらに、「全国各地に販売代理店を広げていく取り組みも積極展開したい」ともエイコーは伝えていた。
“オール信州”で横展開・進化・深化


信州大学が開発した信大クリスタルによるきれいでおいしい水は、地元酒蔵と手を組み、飲料水から日本酒まで、さまざまなブランドが“オール信州”で横展開・進化・深化していく。
信州大学 手嶋教授は、「高機能だけでなく、電力不要・初期費用(装置代)を大幅に削減しながら、ピュアな酒造りと価値を創造できる」とも伝えていた。
また、ことしの大阪・関西万博の文部科学省主催イベント「わたしとみらい、つながるサイエンス展」に、8月14〜19日、信州大学ブース「みずから、はじめる。」の出展も決定。
ウォーターサーバーの共同開発成果お披露目会なども計画中というから、今後の動きに注目を。
◆ファミリー・サービス・エイコー
https://fs-eiko.co.jp/
◆信大クリスタル
https://shindaicrystal.com/
