無印良品カフェのジビエカレーが3/19から通常メニューに、猪肉と豚肉の絶妙マッチで900円

無印良品 全国31店舗の Café&Meal MUJI、Café MUJI、MUJI Diner 銀座で、きょう3月19日から「ジビエカレー」を通常メニューとして900円(デリ1品付き)で販売する。

もともと限定店舗や期間限定で販売していた人気メニューで、日本に生息する野生の猪肉を50%、豚肉を50%使い、猪肉が持つ本来の甘さと旨みをさらに生かせるようにひき肉にし、スパイスの効いた芳醇な香りで深みのある味に仕上げたひと品。

一般的にジビエは、猪や鹿など野生動物がきのこやどんぐりなど自然にあるおいしいものを食べて健康に育つため、鉄分などが豊富に含まれ栄養価が高く、味わいのある自然の旨味をぎゅっと凝縮しているのが特長。

猪肉や鹿肉は、牛や豚などの畜産肉の普及とともに長らく日本の食卓から遠ざかっていた。日本では牛や豚や鳥を食べる前から食されてきた日本人の歴史に深く関係のある食材。

猪・鹿は里山に多く生息し、人間との共生において近年その生息数が多くなりすぎ、農作物への影響や営農意欲の減退による耕作放棄地の拡大などが問題に。

また、野生鳥獣による影響をおさえるために捕獲をすすめる。捕獲したもののうち食肉として流通するのは10%程度。ほとんどは焼却・埋没処分されているのが現状。

無印良品では、農耕地の保全や里山の循環につながり、中山間地域が抱える現状を知るきっかけにという思いから、ジビエの利用を拡大する取り組みを推進。Café&Meal MUJI では、食品安全管理に注力しているパートナー企業と協業し、食肉として捕獲から加工まで一貫してトレースすることで、安心安全なジビエを提供していく。