ソニー生命の独創性がわかるライフプランナー育成史、業界の常識を覆した異例の雇用などに注目

「ソニー生命は、歴史ある生命保険会社として、創立から43年、多くのユーザとともに成長を遂げてまいりました」

―――そう始まる、ソニー生命保険のライフプランナー育成史が公開された。そこには、ほかの保険会社とは違うルーツや生い立ちが記されている。ここでチェックしていこう。

(1981年4月当時のキービジュアル↑↑↑)

ソニー生命保険は、保険業界以外の国内企業が資本を持つカタカナ社名の会社であることや、ソニーというとゲームやエンタテインメント企業を想像される人が多いなか、昨今増えてきたネット保険のイメージを持つ人も少なくない。

そんなソニー生命は実は、対面でのコンサルティングを行う生命保険会社で、ソニー生命独自の厳格な採用基準を設け、保険や金融の高度な知識とスキルを身につけたプロのライフプランナーがユーザの人生設計をサポートしているという。

その黎明期からみていこう。

1979年、前身のソニー・プルデンシャル生命保険が始動

1979年8月、ソニー生命保険の前身である「ソニー・プルデンシャル生命保険」が設立。1981年4月には、営業をスタートし、ライフプランナー制度を発足。

異分野の男性を雇用、業界に新風

当時、生命保険外交員は女性が一般的だったなか、ソニー生命では、業界に新風を巻き起こすべく、男性かつ異分野での経験を持つ社員を雇用した。

1981年4月1日から営業をスタートしたソニー生命は、「きょうから生命保険が変わる。ライフプランナーが変える。」という、その日に掲載された新聞広告のキャッチコピーに、「日本の生命保険を変える」という想いを込めた。

ライフプランナーを商標登録

1991年4月には、商号を「ソニー生命保険株式会社」とし、プルデンシャルとの発展的関係解消を経て、「ソニー生命保険株式会社」に改称。

1996年1月、「ライフプランナー」を商標登録。厳格な採用基準をクリアし、さらに独自のカリキュラムによる徹底した教育と訓練を受けた、真のプロフェッショナル集団として確立させた。

そして2021年3月、保有契約高が57兆6,513億円に。ユーザとともに大手生命保険会社に次ぐ規模へと成長を遂げた。

ソニー生命だけの「ライフプランナー制度」

開業当時、生命保険の世帯加入率は9割を超えていたなか、画一的なセット商品販売が主流。生命保険は家庭経済の保障と安定を担う大切な商品で、「そんな生命保険のあるべき姿とは?」という疑問から、創業メンバーは「世界中どこにもない理想的な保険会社をつくる」ことに情熱を燃やした。

ユーザ一人ひとりの人生が異なるように、保障に対するニーズも十人十色。それを的確に把握し、解決手段を提示するためには、崇高な理念と強い信念、豊富な知識と経験が必要ということで、誕生したのが「ライフプランナー制度」。

他社とは違うソニー生命のライフプランナー

厳格な採用基準をクリアし、さらに独自のカリキュラムによる徹底した教育と訓練を受けたソニー生命のライフプランナーは、保険はもとより、経済・金融・税務などに関する幅広い知識と豊富な経験を兼ね備えているという。

また、​「人生の伴走者」としてユーザを一生涯サポート。ライフプランナーは、契約後もユーザのライフプランの変化や社会環境に応じた保障の見直しなどをアドバイス。万が一のさいには、保険金請求手続のサポートのほか、保険金が支払われた後のアフターケアも行う。

そんなソニー生命のライフプランナーは全国に5338名(2022年3月末現在)。そのほとんどが生命保険業界以外からの転職者。他業界からの転職者で構成しているのは、業界の常識にとらわれずに、生命保険の本質の追求と変革に挑み続るためという。

そしてソニー生命のこれから

創業から43年、ライフプランニングにもとづくオーダーメイドの生命保険設計は、生命保険業界や社会に、革新的な価値をもたらし続け、2022年3月末現在、ライフプランナーは全国に5338名、募集代理店(パートナー)は2105店に。

「人生 100 年時代」の到来によるセカンドライフの長期化や、それにともなって「資産寿命」が「健康寿命」に追いつかないといった社会課題、そして多様化したライフスタイルによる新たな要望にも対応するため、ソニー生命は最新のデジタルテクノロジーでライフプラン分析システムを刷新、長期の資産形成や合理的な保障の確保に資する商品ラインアップを強化し、「トータルライフプランニング」サービスを提供していくという。

◆ソニー生命保険
https://www.sonylife.co.jp/