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新宿マルイ 本館1階にきょう9月8日、新パーソナライズスイーツブランド「col.a.fruits」(カラフル)1号店がオープン!
「飲食産業をテクノロジーでもっと進化させる」というフードテックキャピタルと、東京ガールズコレクション(TGC)を企画・制作する W TOKYO が共同開発した「まったく新しいスイーツ店舗」で、自分好みのフルーツを選び、ベースドリンク、甘さやトッピングなどをカスタマイズできるうえ、デジタルサイネージに自分らしい演出でみんなをびっくりさせるといった仕掛けもできる。
注文から入手まで、どこまでもスマート
「col.a.fruits」(カラフル)がすごいのは、「SNSで始まり、SNSで完結する」というスマートさ。注文から入手までの流れはこんな感じ。
Step 1: 来店前にPC・スマートフォンから注文ページへアクセス。注文サイト( https://col-a-fruits.the-label.jp/ )で、お好みのベースドリンク(フルーツティー、フルーツラテ)、テイスト(甘さ)、フルーツを選択。パッケージボトルに印字する名前、スタンプ、メッセージまで、フルカスタマイズ可能。
Step 2: 注文サイト内でキャッシュレス決済。非接触で完結。
Step 3: 店舗でドリンクが用意されれば、「できました」とメールで知らせてくれる。
Step 4: 店舗にある受け取りロッカーにQRコードをかざすと、オーダーした人がカスタマイズした内容が、映像イメージとしてデジタルサイネージに映し出され、ポストの扉が開き、注文したパーソナルドリンクを手にすることができる。
さらに、パッケージボトルには名前の印字もOK。色やメッセージ、ロゴイメージをパーソナライズして、「世界にひとつだけのマイオリジナルドンク」が完成する!
しかも、決済もスマートフォンで完結。店舗で対面の支払いはナシ。店内にある多彩なフォトスポットで、Instagram や Twitter、TikTok にその場でアップできる。
◆col.a.fruits
https://col-a-fruits.com/
地方創生、フードロス低減、国内店舗展開、アジア進出も
実はこの「col.a.fruits」、この新宿マルイだけではなく、地方各地へと店舗展開し、SNSを通じて都市と地方、日本と世界をつなぐ役目を担うという。
フードテックキャピタル 鈴木大徳 代表と、W TOKYO 田嶋康弘 プロデューサーは、「地方創生事業との連携やフードロスへの対応もめざしていく」ともいう。
「いま若者の牛乳離れが顕著に現れているといわれていることに加え、コロナの影響で需要と供給のバランスが合わず、乳製品の余剰在庫問題が発生しています。本ブランドの展開については農林水産省にも賛同いただき、W TOKYO が得意とする若年層マーケティングのノウハウを活かし、自然に牛乳やフルーツを摂取していただく取り組みを実施してまいります」
「たとえば、TGC当日にはバックヤードのケータリングエリアに『col.a.fruits』の受取ロッカーを設置し、出演者向けに提供を行います。今後はTGCの東京開催・地方開催にて、来場者向けの体験機会創出も予定しています」
「また、W TOKYOが2015 年より実施している全国各地でTGCを実施する『地方創生プロジェクト』を活用し、実施する地域の産物でつくる限定フレーバーの提供も予定。地域の6次産業化をめざします。余剰気味の牛乳を活用することで、フードロスの削減に貢献するなど、SDGsの推進にも力を注いでいきたいと考えています」
さらには、「NFT(代替不可能トークン)技術を活用したコンテンツ拡充」や「メタバース空間やバーチャルTGC空間の活用」も具現化し、日本発のコンテンツをアジア各国へ展開していくというから、楽しみ。