ITを活用し、さまざまなつまらない仕事をコンピュータに任せ、より創造性の高い仕事にリソースを充てる―――。
そんな、ノンプログラマー向けに IT を学習する機会を提供するプランノーツ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」が、9月10~25日に池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル 2F)で開催される「技術書典 13」(https://techbookfest.org/event/tbf13)に出展。
同社はノンプログラマー向け技術同人誌 8冊を販売し、9月11日に開催されるオフライン即売会にも参加する。今回「技術書典 13」で発売するおもな書籍をここで紹介しよう↓↓↓
ノーコード・ローコードで作る!QR を使った「じゃがいも収穫管理アプリ」の作り方
著者:大崎 真裕
農業のIT活用に興味のある人・はじめてアプリ制作をする人に向けて、著者が実際に農場で使っている「QR を使ったじゃがいもの収穫管理アプリ」の作り方を紹介。
Microsoft Azure ではじめる ノンプログラマーのための AI 活用による DX
著者:末吉 亮太
ツールを実際に使ってみることで「AI で何ができるか」を具体的に知るために、実際のビジネスへの AI活用につながるツール、とくに視覚的に分かりやすく取り組みやすい、画像認識に関するものに絞って紹介する。
会社員が VLOOKUP の次に覚える QUERY 関数超入門
著者:カワムラ シンヤ
あらゆる会社業務を効率化するために、必要な情報を必要な分だけ抽出・集計をすることが可能となる、Google スプレッドシート特有の QUERY 関数の活用法を紹介する。
「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」の魅力
学習コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(ノンプロ研)は、ノンプログラマーがプログラミングや IT などのスキルを身につけるための学び合う有料月額制の学習コミュニティ。
ノンプログラマーとは IT を専門職としない人々のこと。プログラミングは実務面でもキャリア面でも強い武器になり得るスキルだが、職場には IT に詳しい仲間がいない、十分な環境や文化が整っていないなどの理由から、その学習や実践などは挫折しやすいという課題がありました。
ノンプロ研は、そんな課題を解決するために、学習意欲が高く、心理的安全性が高い環境で、学び合いながらスキルを磨ける環境を提供している。
◆ノンプロ研
https://plannauts.co.jp/nonproken/
ノンプロ研「ライティング講座」の注目ポイント
ノンプロ研では、学習の効果を高めるためにアウトプットを推奨し、書くことによるアウトプットのハードルを下げ、またその価値を高めるためにメンバー向けに「ライティング講座」を提供中。
講座の集大成として技術同人誌の企画・執筆する機会を用意し、受講生は書籍を出版するという、ふだんでは味わえない体験ができる。
また、技術同人誌を制作する場合、執筆だけでなく、組版や印刷、販売といったすべての役割を著者が担うのが一般的ななか、同プロジェクトでは、ノンプロ研が「企画ブラッシュアップ」「編集作業」「組版作業」「表紙デザイン制作ディレクション」「印刷会社への入稿」「印刷費や表紙デザイン費のコスト負担をサポートしてくれる。
こうしたサポートで、本業が他にあり時間も限られているノンプログラマーが、スムーズに執筆活動に専念できるような体制を整えている。
ノンプロ研のアドバンテージは、コミュニティを活用しながら、ノンプログラマー向けのライティング教育、執筆に対する万全のサポート体制を用意し、良質な技術同人誌をより多くラインナップできる点といえる。
ノンプロ研が技術同人誌を手がける理由
現在、プログラミングだけにとどまらず、RPA、ノーコード/ローコード開発ツール、モダン Excel など、ノンプログラマー向けの IT 技術が増え続けていて、それら情報のニーズは多様化の一途を辿っている。
そのいっぽうで、書店に流通する専門書は、制作に多大なコストと期間がかかることから、一定の実績のあるジャンルに偏る傾向にあり、ノンプログラマーが必要とする書籍が十分に供給されなくなってきたという課題が出てきている。
これら多様な学習ニーズに応えることができる手法として注目されているのが技術同人誌。著者が自由な内容をタイムリーに執筆、販売ができる特性から、一定以上のまとまったボリューム感の知識を、スピーディに提供できる点がメリット。
―――ノンプロ研では、ノンプログラマーが良質な技術同人誌を出版できるよう技術面、資金面で支援を展開。
それが、ノンプログラマー向けの情報共有の需給バランスを適正化し、多様な学習機会を創出することにつながり、社会全体の DX 化を推進し、働き方改革に貢献できると考えている。