縦横斜めに動く3つの白い灯り、赤黄緑と違う鉄道信号機はどんなシグナルか

普段、通勤や通学で使ってる鉄道の線路上には、いろいろな信号・標識がある。一般道や高速道路にある道路標識や信号と同じように、運転する人に走っている途中でいろいろ伝えてくる鉄道のシグナル。

今回は、↑↑↑の写真で 特急こうのとり 国鉄特急形381系電車が走り去る先にある、ガードレールの手前で示している3つ縦に並んだ白い灯りに注目。画面中央ちょい右に小さく縦に3つ光ってるやつ。

これ、全国の鉄道路線でみかける鉄道信号機で、縦に3つ白い灯り、横に3つ白い灯り、斜めに3つ白い灯り、の3種類で点灯する。↓↓↓こんな信号。

これ、中継信号機と呼ばれる鉄道信号機

これは、中継信号機と呼ばれる鉄道信号機。7個の白色灯で示す。斜めは、右上から左下へむけてだけで、逆の左上から右下への斜めはない。

この中継信号機は、その名のとおり、この先にある信号機を中継して伝えてくれるシグナル。

たとえば見通しの悪いカーブの先に主信号機があるとき、その状況を手前で教えてくれるという役を担う。

縦の場合、その先にある主信号機が「進行」。列車はその主信号機を超えて進行できる。

斜めの場合、その先にある主信号機が「制限」。この先の主信号機が警戒、注意、減速のいずれか。

横の場合、その先にある主信号機が「停止」。列車はその主信号機を超えてすすんではいけない。

――― という感じ。じゃあ↑↑↑画像で黒丸に黄色い三角のような標識は、な、なんだ? これもよくみかける。このへんはまた別の記で。