「あしたメディア」は、おもに若年層を対象とした意識調査を実施。その第4弾、友人関係と分断に関する調査結果を発表した。その結果が衝撃的だ。
同調査は、全国の18歳から69歳までの男女1,000人(18歳、19歳の10代100人、20代500人、30代以上400人)を対象にアンケート形式で実施。
―――その気になる結果が、これだ↓↓↓
「友だちがいない」10代は35%、40代は52%
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(10代~20代600人、30代以上400人)に、「友だちがいない」という質問に対して自身があてはまるかを質問したところ、「あてはまる」「ややあてはまる」の合計は、10代が35.0%、20代が49.8%に。
10代から60代の年代別で見ると、どの年代も半数近くが「友だちがいない」という質問に対して「あてはまる」または「ややあてはまる」と回答。
「友だちがいない」割合が一番少ないのは10代の35.0%という結果となった。反対に「友だちがいない」割合が一番多いのは40代で「あてはまる」「ややあてはまる」を合わせた割合は52.0%となった。
また、同じ全国の18歳から69歳までの男女1,000人(10代~20代600人、30代以上400人)に、「友だちと頻繁に会いたいと思うか」と質問したところ、10代が「思う」「やや思う」をあわせた合計が66.0%と年代別で一番高い割合に。
さらに「オンラインでしかやり取りしたことのない友だちがいる」という質問に対して「あてはまる」「ややあてはまる」の割合が一番多かったのは10代であわせて51.0%という結果に。
年代が若いほど「オンラインでしかやり取りしたことのない友だち」が多いという結果となった。
10-20代が知人友人、家族と疎遠になる理由は「経済格差」が最多
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(10代~20代600人、30代以上400人)に知人・友人、家族と疎遠になったことがある理由について以下の3つについて質問した。
「新型コロナへの考え方」などの中で、10代~30代で目立って多かった理由は「新型コロナへの考え方の違い」と「経済格差」という結果に。
とくに「経済格差」は、「ある」「少しある」をあわせた合計が、10代は29.0%、20代は29.6%、30代は31.0%と全体の3割近くを占めているが、40代は22.0%、60代は19%と全体の2割程度となり、30代と40代を境に10%近くの開きがあった。
自分や家族、友人が幸せなら、それで良いと考えた10代は67%
全国の18歳から69歳までの男女1,000人(10代~20代600人、30代以上400人)に「自分や家族、友人が幸せなら、それで良いと考えたことがあるか」と質問したところ、「ある」「ややある」を合わせた回答で一番多かったのは10代で67.0%となった。
10代と20代を男女別に分けてみてみると、10代女性は「ある」と答えた回答だけを見ると46.0%と非常に高い割合となった。
◆あしたメディア
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