格安適当ジャークチキンをフライパンでつくると… 味は? 材料費は?

人類史上最速のスプリンター、陸上短距離界で世界を制覇した ウサイン・ボルト も大好きな、地元ジャマイカ料理の定番―――ジャークチキン。

都心のジャマイカレストランなどでその味を体感できるけど、自宅でもつくれないか。そんな軽いノリで、ネットにいろいろ出てるレシピをみながらつくってみた。

材料もだいたいがそろうけど、最も大きなハードルが、オーブンやガスコンログリルを使うのが面倒という点。

そこで、フライパンでちゃちゃっとできないかってことで試してみた。

そもそもジャークチキンとは

ジャマイカの代表的な肉料理 ジャークチキンは、スパイスで味付けした(ジャーク)鶏肉(チキン)という意味で、いろいろな香辛料が表面をまとい、香ばしさと辛味でビールもすすむひと品。

フリー画像で「ジャークチキン」を探すと、こんな画像が出てくる↑↑↑

ってことで「安くかんたんに」で調理開始

まず用意するのは、鶏ムネ肉1枚(国産でだいたい200円前後)、すりおろした生姜とニンニク、スパイスは家にあるものを適当に混ぜておく。クミン、クローブ、ナツメグ、ハーブミックス、チリパウダー、あらびき黒胡椒など。

で、鶏肉に塩をすりこんでビニール袋に入れる。そこへすりおろした生姜とニンニクを入れて、軽くもみもみ。1時間前後、置いておく。

そしてビニール袋から薬味が染み込んだ鶏肉を取り出したら、クミン、クローブ、ナツメグ、ハーブミックス、チリパウダー、あらびき黒胡椒などを表面にすりつける。

こうしたスパイスがなければ、キャンプなどで残った BBQ用 ミックススパイスなどで代用してもOK。

最小エネルギー、フライパンや鉄板で焼いてみた

ガスコンロに火をつけ、鉄板を熱してから、鶏肉の皮目を下にして焼き付ける。

まわりのスパイスを焦がすくらいの強火がちょうどいい。皮面が焼けたらひっくり返してじっくり火を通していく。

ガスコンロの魚焼きグリルで焼くなら、皮面がさらにパリッと焼き付くから、もっと本格的になるはず。

完成! 味は? かかった材料費は?

できあがり。ナイフを入れて、食べてみると、ピリ辛でスパイスがこんがり香ばしくて、食いごたえがあって、うまい! ビールやスパークリングワインがマジで、あう!

これ、鶏の胸肉を使ったけど、もう少し脂がほしいってときは、もも肉や手羽元を使ってもいい。

かかった材料費は、自宅にスパイスがあるかどうかで変わるけど、使ったスパイスを100円ショップなどで購入しても、鶏肉200円+各種スパイス300円+生姜・ニンニク200円とみて、合計700円ぐらいか。

ミックススパイスや生姜・ニンニクは自宅にある、という場合は鶏肉代だけ。

ちなみに、本場はケチャップとレモンを添えるんだって。今回は、ケチャップもレモンも要らず、これだけでうまかった。