立命館アジア太平洋大学 APU に2023年4月 サステイナビリティ観光学部 誕生! 国内唯一のユニークな学部、国を越えた世界共通の価値で観光学をリード

大分県別府市にキャンパスを構え、94の国と地域出身の外国人留学生が学生の半数を占め、英タイムズハイヤーエデュケーション世界大学ランキング2022日本版で「国際性」全国1位―――立命館アジア太平洋大学(APU)。

この立命館アジア太平洋大学(APU)に2023年4月、サステイナビリティ観光学部(College of Sustainability and Tourism)が開設されるのを受け、9月12日 東京で記者発表会を開き、出口治明学長、米山裕副学長、李燕サステイナビリティ観光学部長、ヴァファダーリ・カゼム 同学部教授が登壇した。

同大学 サステイナビリティ観光学部は、日本で唯一のサステイナビリティ観光学を学べる先進的でユニークな学部。

社会課題解決という使命から生まれた学びを理論と実践の両輪からアプローチするこの学部は、持続可能な社会に必要な4つの要素「環境・社会・経済・文化」を複合的に学ぶことができる。

まずは9月8日から出願開始(国際学生)、9月29日から総合選抜型入試出願開始(国内学生)、11月10日に2023年9月入学 出願開始(国内学生)、1月6日  から一般選抜型入試出願開始(国内学生)。2023年4月1日にサステイナビリティ観光学部が開設され、2023年4月10日からサステイナビリティ観光学部 授業が開講するという運び。

文系アプローチで社会 経済 文化の要素を修得

持続可能な社会の実現のためには、「環境、社会、経済、文化」の4つの要素が必要だといわれているなか、現在の一般的なサステイナビリティ学とは、その多くが理工系学部にあり、例えば環境問題に対して気候変動などいま起きてている現象のメカニズムを解明し、その解決方法を探究するという、4つの要素の中でもとくに環境に主眼を置いたアプローチが主流だった。

これに対して立命館アジア太平洋大学(APU)サステイナビリティ観光学部では、こうした現象のメカニズムを理解したうえで、文系アプローチで循環型地域社会を実現するための学びを提供すべく、環境だけでなく、社会、経済、文化の要素を修得できるカリキュラム設計に。

「環境、社会、経済、文化」は、いずれも「観光」と非常に密接に関係し、持続可能な社会実現のためのツールであるため、サステイナビリティ学と観光学を組み合わせて学べる立命館アジア太平洋大学(APU)サステイナビリティ観光学部は、非常にユニークで先進的な学部といえる。

立命館アジア太平洋大学(APU)は観光学の教育・研究をリードする教育機関を認証する制度 TedQual 認証の、日本では3校しかない認証取得校のうちのひとつに。

その知見を活かしながら、新学部では国を越えた世界共通の価値であるサステイナブルを学ぶことで、これからの観光学をリードしていくという。

サステイナビリティ観光学部にある3つの独自性

◆ 学ぶ領域:日本で唯一のサステイナビリティ観光学を学べる学部

世界的にも先進的な学びであるサステイナビリティと、21世紀最大の産業のひとつとなる観光(ツーリズム)のどちらの専門性をも修得できる。

◆ 学び方:理論と実践の両アプローチから主体的に学ぶ

持続可能な社会に必要な「環境・社会・経済・文化」の4要素を網羅した9つの専門型科目群から、自ら学びたい領域を組み合わせて知識を深めることができる独自のカリキュラム。

理論と実践を積んで体得することで、即戦力を育み、多様なキャリアをめざせる。

◆ 多様性と実践力に満ちた教員<世界12の国と地域から迎えた確かな専門性をもたらす25名>

サステイナビリティ学、観光学、また双方を統合した専門領域を持つ、25名の教員を12の国と地域から招集。

環境・観光・国際協力・まちづくり・ICT 分野のスペシャリストや、世界的なトップ学術誌の編集者、論文発表者、また経済協力開発機構(OECD)や国連世界観光機関(UNWTO)、日本政府、自治体等での政策提言経験を持つ教員をラインナップ。

それぞれの学術分野で国際的な経験とネットワークを持つ多様性ある教員が、サステイナビリティ観光学部の9つの専門領域に対応する、幅広い学びを全面的にサポートしていく。

出口治明学長「第2の開学」で伝えたい3つのこと

立命館アジア太平洋大学(APU)サステイナビリティ観光学部 記者発表会で、同大学 出口治明 学長 は、今回の新学部新設を「第2の開学」と位置づけ、こう伝えた。

「ひとつは、立命館アジア太平洋大学(APU)は「混ぜる」を第一に取り組んできた。これからは、そこに社会的課題に取り組み「解を出す」を付け加える」

「もうひとつは、この新学部は基礎を築き、理論をまとい、実践でみがくことはもちろん、理念として『サステイナブルであるものは観光であり、また観光はサステイナブルである』を掲げる」

「そして3つめは、新しい制度として、社会の第一線で活躍している人たちに正課授業で講義する点。これまでの2学部から3学部によるトライアングル体制になることにあわせ、収容定員も増え、より多くの学生がここで学べる環境を整えていく」

―――第2の開学をむかえた立命館アジア太平洋大学(APU)サステイナビリティ観光学部の詳細は、公式サイトを、チェック↓↓↓
https://www.apu.ac.jp/home/newapu/