ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会 ノンプロ研、講座を開発・実践しコミュニティ内で教えられるようになる「インストラクション講座」を開講

さまざまなビジネスの現場でいま、プログラミングやITスキルが大きな武器になるにもかかわらず、非IT企業の非IT部門では、それらを学ぶ環境がなく、まわりに相談できる学習仲間もいないといった、悩ましい事態に陥っている。

こうした、プログラミングを本職としないビジネスパーソンで、プログラミングを学べる場を探してる「ノンプログラマー」が駆け込む場のひとつが、会員メンバー数が200名を突破した「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」 通称 ノンプロ研。

ノンプロ研は、月額5500円の有料コミュニティで、孤独ながらも学習をしたいというノンプログラマーが集まる場として、Zoomを用いたオンラインイベントやプログラミング講座、Slackでのコミュニケーションなどを重ねているコミュニティー。

このノンプロ研が新たに立ち上げた新講座が、いま注目を集めている。

それが、「インストラクション講座」

ノンプロ研内の新講座として5月に開講したインストラクション講座は、「インストラクショナルデザイン」(Instructional Design)をベースに、プランノーツの企業研修やノンプロ研講座で得られた知見を組み合わせた講座。

ノンプロ研はこれまで、再現性のある教え方を共有することで、累計40人以上の講師(アシスタント含む)を輩出。

この「教えることのレシピ」は、組織のスピーディーなDX化に役立つと考え、インストラクション講座として広く提供することにしたという。

ここでいうインストラクショナルデザインとは、これまでの学習モデルや研究を応用して、学習支援環境を実現するプロセスをいう。

そこには学習効果を高めるために先人たちが残している一定の「型」があり、それに沿ってラクにスマートに講座を開発・実践することで、コミュニティ内で教えられるように成長できる。

定員は各回8名。総額受講料は3万3000円(受講料1万6500円+ノンプロ研 月額会員費5500円×3か月ぶん=1万6500円)。受講条件はノンプロ研への参加と、Zoomによるビデオ通話が可能な環境で受講できること。

参加者はまず、事前課題として、開催日の2週間前からSlackでスタート。講義形式ではなく、Slackで解答していく。

事前課題をクリアすると、1. イントロダクション、2. 学習のメカニズムと原則、3. 講座づくりのプロセス、4. 空間と時間の設計、5. メインアクティビティと講座の企画、6. 卒業ライトニングトーク大会を経てフィニッシュする。

講座は毎週金曜日20時から2時間。合計6回を予定。期間中、Slackによる演習のフォローと質疑応答もサポートしてくれる。

ノンプロ研を活用するメリット

わざわざお金を払ってまで学ぼうとしている学習意欲があるノンプログラマーが集う200名超コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」。

このノンプロ研を活用するメリットは、心理的安全性の高い学習環境に加え、 IT格差を是正すべく活動し、互いに教え合う文化が形成されている点。

また、講座に加えてコミュニティにも参加することで、オリジナル講座をアウトプットする場をつくることができ、それぞれの組織で事前に講座についてのさまざまなフィードバックが得られるのもメリット。

たとえば、インストラクション講座の最終課題「講座の企画」では、企画が通過すると、実際にコミュニティ内で、有料の講座を開講することもできる。

さらにこの過程で、講座の設計・開発のアドバイスや、講座の集客の支援などのサポートを受けられる。

こうしたノンプロ研で開かれている講座や取り組みを通して、職場向けや取引先に対して独自の研修を開発できたり、効果的な講座の開発・実施をラクにスマートに展開できる知識とスキルを身につけられる。

―――ノンプロ研「インストラクション講座」の第1期(5月~)は満席。現在、第2期(7月~)の参加を募集しているから、気になる人は公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://nonproken.shop/items/626f1944e3bbd1478f982582

講師プロフィール

株式会社プランノーツ代表取締役 
一般社団法人ノンプログラマー協会代表理事
コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」主宰
高橋宣成

モバイルコンテンツ業界でプロデューサー、マーケターなどを経験。日本のビジネスマンの働き方、生産性、IT活用などに課題を感じ、2015年6月に独立、起業。現在「ITを活用して日本の『働く』の価値を高める」をテーマに、各種プログラム言語に関する研修、セミナー講師、執筆、メディア運営、コミュニティ運営など、ノンプログラマー向け教育活動を行う。2022年4月に福岡県糸島市に移住し、地方移住による働き方改革の可能性についてもメディアにて発信中。

◆プランノーツ
https://tonari-it.com/