日通と中国外運が鉄道輸送で連携、武漢むけ救援物資輸送サービスを開始

日本通運(日通)東アジアブロックと中国外運股份有限公司(中国外運)は、上海市から武漢市まで、鉄道を利用した「救援物資輸送サービス」で連携。コンテナ貸切輸送と混載輸送を展開する。

おもな輸送物資は、マスクや食品などの救援物資と一般貨物。

世界で猛威をふるう新型コロナウィルスの影響で、武漢市への輸送は複数の制限が課せられている。とくにトラックによる輸送は困難な状況に。

こうした状況のなか、顧客からの要望を受け、鉄道輸送ルートを確保することで、武漢市までの輸送課題を解決するサービスを確立させた。

中国外運は中国最大手の総合物流企業。日通はこの中国外運との連携し、鉄道輸送による確実な輸送を実施。

鉄道輸送による大量輸送・定時運行、安定したリードタイムを実現。貨物量に応じてコンテナ貸切輸送(FCL:Full Container Load)、混載輸送(LCL:Less than Container Load)サービスを展開できる。

FCLは、武漢の呉家山貨物ターミナルまで毎日運行。LCLは、中国外運倉庫(武漢市蔡甸経済開発区内)まで週1回運行。