Google Pixel Watch と同じく、Wear OS by Google を搭載した Mobvoi 製スマートウォッチ「TicWatch Pro 5」は、Android スマートフォンとつないで、Google の便利なサービスにウォッチ側からアクセスできるということで、Google サービスを日常的に慣れ親しんでいる人にとってはおすすめ。
5月末に登場したばかりのMobvoi「TicWatch Pro 5」は、米国 Qualcomm 社が昨年発表した次世代ウェアラブル端末向け新プラットフォーム「Snapdragon W5+ Gen 1」を搭載。
Snapdragon W5+ Gen 1 をいち早く採り入れたブランドが、OPPO と、Google も出資する Mobvoi Information Technology ということで、処理能力は2倍にパワーアップし、しかも消費電力は半分になったことが最大の進化。
しかもメモリ（RAM）は 2GB あるから、これまでのスマートウォッチとは違い、スマホのような軽快タッチ操作感もすぐに実感できるはず。
スマートモードで80時間と、バッテリーが長持ちなうえに、30分間で65％の高速充電も実現させているところも選ばれる理由のひとつ。
Google アカウントでログインするだけで、すべてが左手に
スタートはかんたん。Android 8.0 以上のスマートフォンに、「Wear OS by Google スマートウォッチ」アプリをインストールして、TicWatch Pro 5 と Bluetooth で接続し、Google アカウントでログインするだけ。
すぐに、Gmail、Googleカレンダー、Google連絡先、Googleマップ などが同期し、PCやスマホでチェックしていたこうしたGoogleサービスが、ウォッチでチェックできる。
クルマやBMX（自転車）、バイクなどの乗り物が好きな人にとっては、TicWatch Pro 5 で確認できる Googleマップ が意外と重宝しそう。
かんたんなナビゲーションであれば、ウォッチから音声案内が出るのもうれしい。
また、Google Keep（メモ帳）も、気づいたときにウォッチに語りかけるように音声入力し、あとで PC やスマホでチェックできる。これは取材や創作活動などで、すごく便利。
もちろん健康管理も高精度、Google Fit、YouTube、LINE もつながる
もちろん、これまでどおり心拍数や睡眠状態などを計測し、健康管理も高精度。
運動中に体が消費できる最大酸素摂取量（VO2 MAX）を推定し、運動中に使用できる酸素の最大量を測定してくれるから、これで自分の限界と限界を超えるタイミングを把握できるうえ、Mobvoi のAI強化アルゴリズムで身体が回復して同じ強度のワークアウトができるようになるまでの推定時間、リカバリータイムも算出してくれる。
また、ワンタップで5つの健康指標（心拍数、血中酸素、呼吸数、ストレスレベル、心臓の状態）を90秒でデータ化してくれるから、いつでも、どこでも、手軽に健康状態をチェックできる。
さらに、睡眠状態モニタリングは、起床時、浅い睡眠、深い睡眠、レム睡眠だけでなく、心拍数、血中酸素、呼吸数、体温をトラッキングしてくれる。仕事もプライベートも Google に頼ってる人であれば、この重宝さを実感するはずだ。
◆mobvoi
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