北陸新幹線 金沢~敦賀 に W7系 初入線! 車両基地や上下乗換線が出現した鉄道の街 敦賀で“鉄さんぽ” めちゃ旨い駅前絶品グルメにも出逢えた!

いよいよ試運転が始まった、北陸新幹線 金沢~敦賀 125km 最高設計速度260km/h。

9月23日にJR東日本の新幹線 E926形 電気・軌道総合検測車 East-i(仙台 新幹線総合車両センター所属)が総合監査・検査で初入線し、駅構内30km/h・駅間45km/hで走り出した。

そしてきょう9月26日には、JR西日本の営業用車両 W7系電車が初入線。白山総合車両所を深夜に出て、金沢から敦賀・敦賀車両基地へと最高速度110km/hで走った。

建設する鉄道・運輸機構は、その運転時間を公表↓↓↓「本日の走行試験につきましても大きなトラブルや障害が発生することなく無事に終了しております」と伝えた。

白山総合車両所 226発
金沢 236着 252発
小松 402着 406発
加賀温泉 434着 447発
芦原温泉 509着 514発
福井 550着 555発
越前たけふ 633着 640発
敦賀 723着 731発
敦賀車両基地 757着

入線・ホーム・ATC・無線などをチェックする総合監査・検査

総合監査・検査は、JR東日本 新幹線 E926形 電気・軌道総合検測車 East-i と、JR西日本 W7系 を本線上を走らせ、線路や信号設備などの新幹線に関する一連の設備に、機能などの問題がないかを確認。

試験には「入線・架線試験」「ホーム測定試験」「ATC現示試験」「列車無線試験」「速度向上試験」などがあり、これら試験結果をふまえ、段階的に機能や安全性を確認していく。

(画像は敦賀市 深山トンネル 敦賀駅側出入口)

敦賀車両基地のまわりを歩く“鉄さんぽ”も楽しい

こうして W7系による総合監査・検査(試運転)が始まった北陸新幹線 金沢~敦賀。

関西方面からは、福井県の敦賀駅で在来線と新幹線を乗り換える“新しい鉄道旅時間”が生まれ、ゆっくりと「鉄道の街 敦賀」をめぐる時間を組み入れたい。

そこで今回は、地味すぎるけど鉄道マニアにはどこかわくわくする、北陸線 坂ノ下踏切のまわりを“鉄さんぽ”してみる。

北陸線 坂ノ下踏切 の位置は、Googleマップで「35.632337, 136.074378」と入力し検索。

画像↑↑↑は、北陸線 坂ノ下踏切を含め、京都方面をみた画。手前の線路が小浜線、そのとなりの線路が北陸線 金沢方面。

その奥、特急サンダーバード 683系が走る線路が、北陸線 京都方面。この特急列車の背後に、敦賀車両基地がある。

ホキ1852とキヤ143形気動車の姿も

北陸線 坂ノ下踏切 からは、JR西日本 金沢総合車両所 敦賀支所もみえる。

道路からは、ホキ1852とキヤ143形気動車の姿も。このホキ1852は、この夏に後藤総合車両所(米子駅常備)からここ敦賀支所に転属したくるま。

坂の下橋りょう(上下乗換線)の構造美

そして北陸線 京都方面と金沢方面の間に、ま新しいコンクリート橋脚の在来線線路がある。

これが、「坂の下橋りょう(上下乗換線)」。

JR西日本 大阪工事事務所が設計し、大鉄工業が施工、高砂金属工業が製作し、2021年2月に竣工した。

ってことで、坂ノ下踏切からは、3本の高架橋がみえる。手前が「坂の下橋りょう(上下乗換線)」、そのとなりの古い高架橋が北陸線 京都方面、その奥のコンクリート高架橋が北陸新幹線 坂下第1架道橋。

鉄道の構造物をめでる敦賀の“鉄さんぽ”はいかが?

鉄道の港町―――敦賀。

福井 敦賀に新たに出現したこうした鉄道構造物の美しさをじっくりめでる時間も楽しい。

25パーミルの勾配で結ばれた、北陸線の上下乗換線の傾斜の先には、舞鶴若狭自動車道 敦賀衣掛大橋の姿も……。

「少しお腹が空いたな」「一杯飲むか!」となったら、「つるが旨いもんマップ」でいろいろ検索して、名店をハシゴしても楽しい↓↓↓
http://tsuruga-umaimon.com/

今回は、駅前のカメレオン食堂へ。

ハートランドと、仔羊のグリルで、乾杯。これがまた、アツアツで柔らかくて、ラム肉の旨味がぎゅっと詰まってて、うんまい!!

日暮れどきの敦賀駅前の景色を、ここカメレオン食堂でゆっくりと。

特急サンダーバードや、北陸新幹線の出発時間をチェックしながら、新しい敦賀 鉄さんぽ時間がある時代へ―――。

◆敦賀市 観光情報
https://tsuruga-kanko.jp/