ゲッティイメージズ「新型コロナウイルスの影響を伝える作品」に50万円超の奨励金、5月15日まで募集中

デジタルコンテンツ(静止画・動画・音楽)を世界100か国以上に提供する Getty Images(ゲッティイメージズ)は、新型コロナウイルス「COVID-19」の影響を伝える作品を、世界中のフォトグラファーから5月15日14時(日本時間)まで募集。

応募作品のなかから、8名の受賞者にそれぞれ5000ドル(約53万円)の奨励金を与える。

このルポルタージュ奨励金制度は、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」によって、世界中のフォトグラファーが渡航制限や撮影方法の変更などを余儀なくされている現実と、世界各地の“いま”を伝えるビジュアルの重要性から、フォトグラファーが安全な撮影を続けるための支援を目的とする。

ビジュアルコンテンツこれまで以上に重要

Carl Court / Getty Images

ゲッティイメージズ グローバルコンテンツ部門シニアバイスプレジデントのケン・マイナルディスは、新型コロナウイルス感染症「COVID-19」を伝えるビジュアルの重要性についてこう語る。

「世界中の人々が、かつてないほどの困難に直面するいま、このウイルスが世界中の日常生活にどのような影響を与えているかを示すことができるビジュアルコンテンツは、これまで以上に重要さを増している」

「パンデミックへの対応はそれぞれの国や地域で異なるが、当面の公衆衛生上の緊急事態が終了した後も、経済、社会、健康、科学技術のイノベーションなどを伝えるビジュアルコンテンツは必要とされ続けるだろう」(ケン・マイナルディス)

ゲッティイメージズによる奨励金制度はこれまで、15年以上にわたり世界中の課題を発信するフリーランスフォトグラファーを支援。合計170万ドル(約1億8000万円)を超える奨励金を付与してきた。

今回の新型コロナウイルス感染症ルポルタージュ奨励金制度では、とくに自身の居住地域やその近郊地域で撮影するフォトグラファーを考慮。

同社は、健康と安全が最優先事項と考え、応募者は、ジャーナリストの働き方や現地や国内の旅行に関する法律を遵守し、移動の制限を守ることを願っている。

また審査員は、著名なフォトグラファーやジャーナリスト、クリエイティブ分野で活躍するキーパーソンが担当する。

応募方法: Where we Stand(英語版)
https://gettyimages.submittable.com/submit/4d695aed-034b-4cdf-8e3d-d0c0292f8a84/getty-images-reportage-grant-covid-19-impact

Carl Court / Getty Images