茨城県初出店「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」誕生! アグリサイエンスバレー常総を手がける戸田建設が農業6次産業化で2000人雇用創出、官民連携で地域創生

まさか、2015年の鬼怒川洪水水害で壊滅的になったこの地に、こんなリゾートな楽しい遊び場・学び場が出現するとは……!?

大勢の人が、地元のおいしい味を求め、遊び場やエンターテイメントを体感しに、ここを訪れて、田んぼだけの地がこんなに変わるとは―――。

ここは茨城県常総市。圏央道 常総インターチェンジ直近にきょう5月27日にオープンした、アグリサイエンスバレー常総「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」。

このオープンに先がけ、4月末にオープンした「道の駅常総」とあわせ、「田んぼしかなかった街」に、親子3世代が楽しめる空間をここでチェックしていこう。

まずは茨城県内初出店、TSUTAYA BOOKSTORE から

まずは茨城県内初出店となる「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」から。

スターバックス コーヒー(Starbucks Coffee)のコーヒーを片手に、購入前の本をゆっくりと選べる「BOOK & CAFE」が、いよいよ茨城県にも誕生したってことで、初日から大人気。

しかも東京・代官山T-SITEや、湘南T-SITE、枚方T-SITE(大阪)のような、人気TSUTAYA空間と同クラスの居心地で、「Second House 自宅でできない楽しみを」というコンセプトをここでも体感できる。

キッズの遊び場もめっちゃたくさん!

「TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ」には、ボーネルンド監修の子ども遊び場「kusu-guru kids park」も併設。

ママは道の駅常総でお買い物、パパとキッズは「kusu-guru kids park」でおおはしゃぎ……もできる。

親子3世代が、食べながら、遊びながら、地元農業を学べる場に

さらに手作りパンとケーキの「夢工房 粉とクリーム」や、地産地消ジェラートの「SENDA BANDA」(TODA農房常総)もオープン。

このアグリサイエンスバレー常総は、地元で採れる野菜や果物などを使い、農業6次産業化も学べる場としても注目。

親子3世代が、食べながら、遊びながら、地元で盛んな農業を学べるから、気になる人は公式サイトを、チェック。

◆TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ
https://tokyochips.tokyo/2023/05/15358/

すでに100を超える自治体や企業が視察するほど注目

5月26日には、アグリサイエンスバレー常総まちびらきセレモニーが開かれ、常総市 神達たけし市長、戸田建設 植草弘 執行役員副社長戦略事業本部長、SBプレイヤーズグループたねまき 藤井宏明 代表取締役社長、たねまき常総 前田亮斗 代表取締役社長、同 滝田美和PR担当、施設を運営する東和観光開発 小林岳志 代表取締役、今井剛志館長らが登壇。

このアグリサイエンスバレー常総で、官民が連携し、効率的かつ効果的な公共サービスの提供を図る PPP 事業協力者(パブリック・プライベート・パートナーシップ)となったのが、戸田建設。

戸田建設 植草弘 執行役員副社長戦略事業本部長は、「農業6次産業化を軸とした新たな地域創生拠点として、官民が連携したまちづくりのモデルとして注目を受け、すでに100を超える自治体や企業が視察に訪れた」という。

2000人の雇用や税収効果も、地域創生に貢献

また、戸田建設 植草弘 副社長は「同事業によって約2000人の雇用や、税収効果も見込まれ、地元と連携した波及効果が期待されている。戸田建設はこの事業を軸として、今後も地域創生に貢献していく」とも。

ちなみに、施設内のジェラートショップ「SENDA BANDA」(運営:TODA 農房常総、戸田建設グループ会社)では、自社栽培のいちごや地域の旬の素材を使ったジェラートを提供。

アグリサイエンスバレー常総で大規模施設園芸に取り組む たねまき常総と、同社が先進技術を活用して栽培したミニトマトを使った商品開発も計画中ということで、「地域企業と連携・協力することで農業6次産業化を加速させる」と意気込む。

「市民のシビックプライドを取り戻し、復興のシンボルに」

常総市 神達たけし市長は、このアグリサイエンスバレー常総について、「子どもたちが農業の将来に夢を抱けるようにすることを目指し、構想を実現する常総市として初の官民連携による取り組みを行っています」と説明。

「官民連携で市の職員としてもさまざまな可能性や自分の役割を認識することができました。これからも地方創生のモデルになるような取り組みをしていきたい」(神達市長)

そして忘れてはいけないのは、常総市は2015年9月、鬼怒川の堤防が決壊し濁流に飲み込まれた地ということ。

そんな地が、こうして人であふれ、にぎわう生活拠点・観光スポットに生まれ変わったことで、常総市 神達市長も「市民のシビックプライドを取り戻し、復興のシンボルに」と、アグリサイエンスバレー常総に期待を込めた。

戸田建設「農業6次産業化による地域活性化を目指す」

戸田建設は、このアグリサイエンスバレー常総に込めた想いや、今後の展開について、こう伝えている。

「アグリサイエンスバレー構想は、茨城県常総市において多数の地権者が所有する農地を集約し大区画化すると同時に、生産・加工・流通・販売までの一貫した事業施設を整備し、農業6次産業化による地域活性化を目指すまちづくりです。

常総市の人口は約6万人、この地域は東京に近く、人口流出と将来的な農業人口減少が問題となっていました。

戸田建設は、事業の構想段階から地域に入り、民間企業と自治体の官民連携(PPP)で課題を解決することを目指して、2014年に取り組みをスタートしました。

アグリサイエンスバレー常総は「農業の6次産業化」をテーマに、最先端の技術を取り入れた農業施設、物流拠点や道の駅、「BOOK & CAFE」スタイルの『TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ』を開業し、この度まちびらきを迎えることになりました。

また、2024年には『TSUTAYA BOOKSTORE 常総インターチェンジ』の隣地に温浴施設の開業を計画しています。

この事業によって約2,000人の雇用や税収効果も見込まれ、地元と連携した波及効果が期待されています。

戸田建設はこの事業を軸として、今後も地域創生に貢献してまいります」(戸田建設)