広島駅北口の昭和レトロな建造物が消える

広島駅といえば、南口の広島電鉄が発着する海側をすぐに思い出す。いっぽうの反対側、新幹線口(北口)は静かな雰囲気。

この北口に、国鉄時代から続く昭和レトロな建造物がある。JR西日本 広島支社の旧社屋。

JR西日本は、2020年11月末に現在の支社ビルに移転したことを受け、この旧社屋の一部をことし5月から解体する。

今回、撤去するのは旧広島支社(本館)と北館3棟。事務所棟2棟は残し、当面は業務を継続する。

撤去工事は2022年3月ごろまで。その跡地についてJR西日本は「暫定的に開発し、広島駅前のにぎわいを創出できるように検討していく」という。