モビリティ関連製品の製造販売事業を手がけるネオトーキョーは、累計5万台販売を記録したデジタルミラー型ドライブレコーダー「ミラーカム」シリーズの最新機種「ミラーカムPro2」(MRC-3023/税込定価4万4800円)を販売開始。
これが予約開始から2日間で150台を突破、4月末までに1000台に到達する勢いで売れているというから驚く。そこで、ユーザーがこの「ミラーカムPro2」に注目するポイントをここでチェックしていこう。
高解像度3カメラ、高解像度タッチパネルスクリーンに更新
「ミラーカムPro」の後継機「ミラーカムPro2」は、3カメラ搭載.。前方2K、後方補間2K(フルHDの2Kアップコンバート)にソニー製センサー、室内に赤外線フルHDを採用し、前作に比べさらに高画質に。
また、その映像を映し出すデジタルミラーは1920×480ドット(前作は1600×400ドット)と、高解像度スクリーンにバージョンアップしている。
さらにフロントカメラは136度、赤外線室内カメラは153度、リアカメラは140度と広角で、全方位をしっかりととらえてくれる。室内の赤外線カメラは独立式になり、任意の場所に設置可能。後方座席も撮影しやすくした。
赤外線室内フルHDカメラと24時間駐車監視で昼夜問わず録画
室内カメラは153度の広角レンズで左右のガラス越しの周辺車両のようすも描写。他車の危険な追い越しや幅寄せの証拠もしっかり残してくれる。
フルHD(1920×1080)高解像度と赤外線カメラで、暗い車内のようすもはっきりと録画。後述の駐車監視と組み合わせれば、夜間駐車中の車内盗難や車内暴力を振るわれることがあったとしても、しっかりと証拠を残せる。
駐車監視用に最長24時間のタイムラプス録画機能を標準装備
またこの「ミラーカムPro2」には、駐車監視用に最長24時間のタイムラプス録画機能を標準装備。
駐車(エンジン停止)時に1秒に1度、3カメラで撮影を継続し、駐車中の事故、いたずらや盗難を昼夜問わず撮影してくれる。
駐車監視を安心して使えるよう、車両バッテリー保護機能も充実。タイムラプス録画中にバッテリー電圧が設定値(11.8V/12.0V/12.2Vの3段階切替)を下回ると、その時点で録画を停止し電源をオフにする。
タイムラプス録画時はバッテリー電圧値も合わせて記録(特許出願中)。電圧低下で録画中断した状況もすぐに分かる。
室内カメラを同時表示、後席の子ども確認にも便利
カメラ映像を映し出すIPS液晶10.88インチスクリーンは、大型で高精細な1920×480ドット解像度。各ドットが見分けられないほどシャープな高い解像感が得られる。
画角の変更や3カメラの表示変更などタッチパネルでかんたん操作を実現。リアカメラと室内カメラを同時に表示できる。
従来のデジタルミラーの欠点のひとつが、車内の映像を映せないこと。後部座席に小さな子どもを乗せているドライバーからは「後席が見えないのが困る」という声が多く寄せられたことから、ミラーカムPro2ではリア+車内(室内)の同時表示モードを用意。
通常のリア表示との切替は切替アイコンをタップまたは画面を左右にスワイプするだけ。各カメラ単独の表示や前中後3画面同時表示もできる。
室内カメラは独立式で任意の場所に設置できることから、運転席の真後ろの席など、通常ミラーでは写せない角度での撮影もできる。
独立式フロントカメラが他パーツとの干渉・妨げを防止
ミラー型ドラレコのフロントカメラは本体ミラー部に組み込まれているタイプがほとんどのなか、この「ミラーカムPro2」は、独立式のフロントカメラを採用することで、最適な視界が得られる場所にフロントカメラを設置できりのも特長のひとつ。
本体から1本のすっきり配線トップウォール構造(特許取得済)
フロントカメラとGPSはドッキングステーションとしてひとまとめに。
電源、リアカメラ、室内カメラへの接続もこのドッキングステーションから行うことで、ミラー本体から生えるケーブルをドッキングステーションへの1本のみに集約。
ドッキングステーションへの給電も付属のヒューズ電源ケーブルによりすっきり配線。
従来機と異なり電源ケーブルに操作コンソールが無い(保護電圧値設定を本体設定画面で行える)ためケーブルを隠しやすく、設置の自由度が高まったことで、取付可能車種も広がった。
圧倒的後方視界であおり運転対策に
一般的なミラーは狭いリアガラス越しでしか後方を確認できないうえ、後部ピラー部が完全に死角になるタイプもある。
その課題を解消したのが「ミラーカム」。後部に設置したリアカメラが映像をそのまま映し出し、圧倒的に視野が広く、死角が少ないのも特長のひとつ。
後部席にたくさんの荷物を置いても、後方の視界を確保できることから、「ミラーカムPro2なら業務車両での利用にも最適」と、ネオトーキョー菅谷義博 代表はいう。
「これからのシーズン、キャンプにも最適です。リアガラスが小さく後方が確認しにくいスポーツカーや、リアピラーが大きく斜め後ろの死角が大きい車にもおススメです。小さなお子様を後ろに載せるケースにも、ミラーカムは活躍するはずです」(菅谷 代表)
◆ミラーカムPro2
https://neotokyo.store/products/mrc3023