宮城県気仙沼市。東北最大の有人島「気仙沼大島」にある休暇村気仙沼大島が、全面リニューアルを経て4月17日に開業する。
3階建て、広さ55m2以上のプレミアム和洋室を含めた全33室の客室とレストラン、大浴場、売店、ブックラウンジのシンプルな構成の休暇村気仙沼大島。
リニューアルコンセプトは、「気仙沼の自然、食、文化を楽しめる」。空を見上げられるオープンエアバルコニー、中庭には縁側と暖炉を用意し、自然の遷り変りを感じられるスペースを増設した。
そしてニュースはもうひとつ。本土への橋「気仙沼大島大橋(鶴亀大橋)」が架橋した昨春から、東日本大震災からの復興にむけたリーディングプロジェクトとして整備が進められてきた、仙台市と八戸市を結ぶ 359km「復興道路(三陸沿岸道)」も2020年度までに全線開通予定。
無料区間が連続 320km を超える「日本最長の無料高速道路」の開通で、アクセスがさらに便利になる休暇村気仙沼大島に、いま注目! そこでまず、リニューアル後のキービジュアルといっしょに、新しい休暇村気仙沼大島をみていこう。
◆リニューアルポイント1 【海鮮浜焼きダイニング 波音―なみおと―】
三陸海岸を目の前に、無煙ロースターテーブルで快適に海の幸を堪能。新鮮な海の幸を素材の味そのままにテーブルで焼いて。ミニビュッフェには港町「気仙沼」の郷土料理や、日本を代表する天然の良港、気仙沼港で水揚げされた海の幸も堪能できる。
◆リニューアルポイント2 【ブックラウンジ shiosai】
暖炉のあるブックラウンジを新設。落着いた雰囲気のなかで、ドリンクを飲みながらくつろげる。仲間と旅の計画を立てたり、のんびり暖炉の火を眺めたりゆっくり過ごせるパブリックスペースに。
◆リニューアルポイント3 【中庭 Kesema灯(けせま ともしび)】
中庭から上を見上げると、まるで額縁で切り取られたような空が広がる。縁側で陽だまりに包まれのんびり空を眺めたり、読書をしたりと楽しみ方はさまざま。暖炉に火が灯り幻想的な光と、夜空に輝く月は格別な空間に。※Kesema:「気仙沼」はかつて「計仙麻(けせま)」と呼ばれていた。
◆リニューアルポイント4 【バルコニー 宙見(そらみ)】
ブックラウンジに隣接されたオープンエアの「バルコニー 宙見」。ブックラウンジからドリンクを持ってバルコニーでほっと一息。空を見上げると雲の流れや月の輝きを感じられる。中庭へとつなぐ階段を降りて縁側でのんびり過ごすのもおすすめ。
◆リニューアルポイント5 【プレミアム和洋室】
三陸海岸に面した和室2部屋分の広さをひとつにしたプレミアムな和洋室は、サイクリングのあと、大切なロードバイクをフロントからそのまま客室まで持ち込める部屋。寝心地の主役であるマットレスは多くの一流ホテルでも採用されている「日本ベッド製シルキーポケットマットレス」を使用。デイベッドやカウチソファーで波の音を聞きながら、最上級のくつろぎを楽しめる。
◆リニューアルポイント6 【バルコニー付き和洋室】
一面に広がる大きな窓やバルコニーから、大島の海と自然を快適に感じられるよう、「座りやすさ」にこだわった上質な家具を配置。寝具には、日本橋西川の掛布団、ベッドマットレスは「日本ベッド製シルキーポケットマットレス」を使用し、快適な眠りを追求。潮騒に耳を傾けながら、のんびりとした時間を過ごしてみて。
――― 休暇村気仙沼大島は、JR気仙沼駅からミヤコーバスで30分。チェックインは15時、チェックアウトは10時。宿泊料金は、プレミアム和洋室1万2000円~、バルコニー付和洋室1万1000円~、和洋室・和室(バス付き)1万円~、和室9000円~。