テレワーク化が加速化するいま、社内固定電話番号を在宅勤務中や外出先の社員のスマートフォンなどで発着信できるクラウド電話サービスが注目を集めている。
なかでもクラウド電話サービス「クラコールPBX」を展開する三通テレコムサービス(届出電気通信事業者)は、きょう4月8日から6月30日まで、初期費用に加え、月額基本料金も無料とする「テレワーク応援キャンペーン」を実施。緊急事態宣言で増加するテレワークを支援する構え。
この「クラコールPBX」は、会社の固定電話番号(ビジネスフォン)の機能を、クラウド上で利用できる電話サービスで、手持ちのスマートフォンをビジネスフォン化することで、自宅や外出先にいても、顧客からの着信応答が会社にいるのと同じように対応できる。
また、折り返しの電話も固定電話の番号で発信することができる。
クラウドサービスであることから回線工事の必要もなし。主装置(PBX)の設置、席替え時の保守など、運用コストも大幅に削減できる。
申込手続きは WEB から3ステップ。まずはアカウントを作成(1)し、ユーザー管理画面で内線の発着信・転送・端末設定などを無料テスト(2)、無料テストを経て本導入(3)という流れ。
7月末に公衆PHSサービス終了、クラウド電話サービスに移行するチャンス
「クラコールPBX」の通常費用は、基本料1ユーザーあたり月額980円。5ユーザーまで有料で最大4900円。6ユーザー以降は100台利用しても月額基本料金は無料。新たに発番される電話番号使用料(03・050など)は1番号 月額100円。いずれも初期費用は無料。
三通テレコムサービスがきょう4月8日から6月30日まで打ち出す「テレワーク応援キャンペーン」は、これらの月額基本料も無料に。
システムを無償で利用でき、実際に利用する通話料のみ(固定電話へ3分8円・携帯電話へ1分16円)かかるというイメージ。
「クラコールPBX は、テレワーク環境でもビジネスチャンスを逃さず、顧客に不便をかけることなく、従業員の携帯電話番号を使うことなく、プライバシーも守ることができるサービス」と語るのは三通テレコムサービス 邱利励代表取締役。
「2020年7月末には公衆PHSサービスが終了し、医療機関や学校などでも、その代替としてもクラウド電話サービスは有用。この無料期間にクラウド電話サービスを試してもらいたい」
<クラコールPBXテレワーク応援キャンペーン>
https://pbx.clocall.jp/tellwork/