日本磁器発祥の地、佐賀・有田で深川忠次が1894(明治27)年に創設した老舗窯元―――深川製磁。
120年を超える歴史をもつ有田焼窯元で、いまもその技巧と気質を受け継ぐ職人たちの最新傑作が、東京ミッドタウンで15個限定で販売。全国発送にも対応する。
「深川製磁ぐい吞みとトリュフ メルヴェイユセット」―――父の日のギフトとして、たった15セットしかつくれなかったという逸品。
この東京ミッドタウン限定 父の日ギフト「深川製磁ぐい呑とトリュフ メルヴェイユセット」は、年間に数点ずつ製作されている深川様式の「ぐい吞2種」と、人工着色料や化学香料などを極力排除し、自然のままにこだわるパティスリー「shodai bio nature」のパティシエによる「トリュフ ヴェルメイユ4種」をセットにした限定モデル。価格は2万円。発送の場合、配送料は無料。
深川製磁の職人たちがひとつひとつていねいに仕上げた、市松ひとすじ(赤)と黒錆古代(藍)の2種のぐい吞は、日常使いはもちろん、特別な日に彩りを添えてくれる「古典的デザインの市松柄」と「古代的であり斬新な錆技法」をセレクト。
気品のある透白磁に朱赤で描いた市松模様と、古典技法と斬新なデザインによる黒錆。ほどよく丸みの帯びた形状は、日本酒の香りや味を引出し、さらにおいしく、至福の時間に……。
九州や瀬戸内の自然素材にこだわったオリジナルトリュフ
また、「トリュフ ヴェルメイユ4種」は、自然素材にこだわる「shodai bio nature」による4種類のオリジナルトリュフチョコレートと、深川製磁 初代忠次が残した明治意匠図案の柄を染付け手法で描いたボンボニエールをセットに。
4種類のオリジナルトリュフチョコレートは、ダマスクローズのコンフィチュールと木苺ガナッシュ、愛媛産柚子コンフィチュールとbio抹茶ガナッシュ、糸島庄島苺園コンフィチュールとキャラメルガナッシュ、広島大崎上島bioネーブルのコンフィチュールとアールグレイガナッシュという組み合わせ。
「美しい酒器で楽しむ日本酒とこだわり抜いたチョコレートの至福のマリアージュで、プレミアムなひとときをお父さんといっしょにお過ごしください」
――――佐賀県西松浦郡有田町に本社をおく深川製磁は、従来の有田焼のデザイン様式と一線を画した斬新なデザインなどで、国内外の品評会で評価され、1910年に宮内省御用達を拝命。世界に誇る独自の美観を持った作品を生み出している老舗窯元のひとつ。その世界観を体感できるスポットが……。
東京ミッドタウン「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA」
そんな有田焼窯元 深川製磁の世界観を都内で体感できるスポットが、東京ミッドタウン内のティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA」。
ことし3月30日にオープンしたばかりの FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA は、深川製磁の職人技が光る器を実際に手に取り、食とともに体験できる同社初のティー&ギャラリー。自宅のリビングのようなソファー席と、落ち着いたカウンターダイニングで、“深川製磁のある風景”を体感できる。
深川製磁の魅力は、特有の技術が生み出す「フカガワブルー」と「透白磁」。
同社独自の「付け濃み」(つけだみ)技法から生まれる染付(藍色)のグラデーションは、創業以来「フカガワブルー」と呼ばれ、1350度の高温焼成によって生まれる「透白磁」の磁肌で上品で透明感のある風合いを実現。
また、「精巧さのない磁器は、決して工藝と呼ばない」という気質で、成型・絵付・施釉・焼成などの工程ごとに、熟練した職人たちを集結。長く使ってもらえるよう、手になじむ形や手触り、最適な重量など、細部まで人になじむ器づくりを徹底しているという。
さらに、有田焼とは一線を画す独自のデザイン「深川様式」を採り入れ、これまでの有田焼のデザインにはない朝顔、紫陽花、花菖蒲、富士山などのモチーフを、19世紀フランス・パリのジャポニズムの香りを感じさせるモダンなデザインに融合させている点も特長。
―――120年以上続く、有田焼窯元 深川製磁の珠玉の逸品「深川製磁ぐい呑とトリュフ メルヴェイユセット」。東京ミッドタウンで15セット限定の傑作を、父の日に。