ニューヨーク市地下鉄 24時間運行やめ深夜帯運休、消毒し環境悪化改善

アメリカ・ニューヨーク州は、新型コロナウイルス感染による死者数が4月29日時点で306人、累計死者数が1万8321人に達した。

これを受けニューヨーク州 アンドリュー・クオモ知事は、ニューヨーク市地下鉄の24時間運行をやめ、1~5時の間を運休。すべての駅と車両を消毒すると伝えた。

ニューヨーク都市圏の鉄道やバスを運営するMTA(Metropolitan Transportation Authority)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で利用率が9割以上も減少し、深夜帯にホームレスが車両に寝泊まりするなどの環境悪化が指摘されていた。

ニューヨーク州は、新型コロナウイルス感染 陽性者を追跡するのに、10万人あたり30人の追跡人が必要と推定し、6400~1万7000人の雇用が必要とも伝えていた。