まさか、美食家たちが足しげく通った東京・銀座の名店、和の鉄人 道場六三郎 の懐石料理「銀座ろくさん亭」の味が、常磐線 松戸駅前にやってくるとは―――。誰が予想してただろうか。
珠玉の隠れ家が松戸に。これ、ほんとうの話。あの銀座の超名店の味が、常磐線 松戸駅前のスーパーマーケットの裏手で体感できる。
しかも、銀座よりも手ごろなお値段で。
それが「懐食みちば」2月23日 千葉県松戸市にオープン
道場六三郎事務所(本社:東京都中央区、伊藤永 代表取締役)は、和の鉄人 道場六三郎 がつくり出す至高の味を「もっと身近で・もっと気軽に楽しめる」という新店舗「懐食みちば」を、2月23日に千葉県松戸市にオープン。
この「懐食みちば」は、道場六三郎に20年間をかけて鍛え上げられた「銀座ろくさん亭」もと料理長の一ノ谷浩司氏が店主を務め、伝統の「ダシ」を基本に、新たな試みとして石窯を使った「焼き」で食材の旨味を引き出した料理や、旬の食材を炊き込んだ釜めしを「炊き立て」の状態で楽しめる店。
スーパーの奥に信じがたいリッチ空間、銀座で磨いた巨匠の味を
この「懐食みちば」、「KITEMITE MTTSUDO」地下1階にあるスーパーマーケット「ロピア」のなかに入り、レジ裏の奥を抜けたところに、ひっそりと入口がある。
一般の買い物客は、見過ごしてしまうほど、ひっそりと。
店内客席はカウンターが12席、テーブル席が8席(4名×2卓)の合計20席。
カウンターなら目の前で料理人が調理しているところを見ながら、和の鉄人 道場六三郎の味をゆっくり、じっくり、堪能できる。
銀座ろくさん亭の50%~70%程度の衝撃価格で
ランチ、ディナーともに、プリフィックススタイルのコース料理1本に絞り込み、職人がその時々で一番おいしい料理を出してくれる。
コースをひとつにすることで食材ロスがおさえられ、職人の作業性も高まり、またスーパーの奥だからこそ賃料などの費用がおさえられるため、銀座ろくさん亭の50%~70%程度となる昼3000円(税抜、画像)、夜9900円(税抜)という衝撃価格に。
道場六三郎の姿勢を受け継ぐ愛弟子たちの活躍する場
道場六三郎は、「料理はお客様に悦びのひとときを提供するためにある」と考え、和食料理人でありながら、西洋料理、中華料理で使われる食材や調理技法も積極的に取り入れるなど、型に捉われない自由な発想の料理でいつも新鮮な料理を提供することに特徴がある料理人。
1990年代の人気テレビ番組では「日本料理界の異端児」と称され、和の鉄人として料理対決に数多く挑み、圧倒的な支持を受けてきた。
2005年には「現代の名工」を受賞するなど、料理人としての地位を確固たるものにし、御年92歳。
集大成として和食の伝統を踏まえながら新しい料理に挑戦する姿勢を継承した愛弟子たちの活躍する場を広げ、またその味を客に「もっと身近でもっと気軽に楽しんでいただきたい」という想いから、ここ千葉・松戸に新規出店したという。
92歳のYouTuberが後世に伝えたい、たったひとつのコト
そんな道場六三郎は、「鉄人の台所」というYouTube動画で、日常で楽しめる家庭料理のコツなどを公開中。
コロナ禍で外食はできなくても「美味しいものを食べ、楽しみ、元気になってほしい」と願ってきた。
「今後は、研鑽を積んだ職人がつくる和食を「もっと身近でもっと気軽にお楽しみいただける場をつくるため出店し、食を通じて皆様に元気になっていただける場を増やしてまいります」(道場六三郎事務所)というから、楽しみ。
次回は、夜のコースを実際に体感したレポートを。お楽しみに。
―――実は、この「懐食みちば」。すでに3か月先ぐらいまで予約でいっぱい。たまにキャンセルなども出るというから、気になる人は公式サイトをチェックしてみて↓↓↓
https://michiba.com/kaishoku/