意外な事実、20代の持ち家率が過去最高を更新してるって、知ってた?
総務省 家計調査では、20代(2人以上世帯)の持ち家率は2023年に35.2%と過去最高を記録し、住宅価格がさらに上昇した2025年にも再び過去最高を更新。
2000年代初頭は18%台、なんとこの25年で倍増。
そして東京都心では平均販売価格1億円超のマンションが完売続き。
買い手の中心は富裕層で、20代・共働き世帯は5,000万〜7,000万円台の物件を購入するケースも広がっている。
資産性のある物件を取得し ライフステージの変化に応じて売却・住み替えする というトレンド
「彼らを支えているのが、50年ローンです。
20〜30代を中心に、いまや住宅ローンを組む人の4人に1人が35年超のローンを選ぶ時代です。
「定年までに完済」というかつての常識は、過去のセオリーとなりつつあります」
―――そう伝えるのは、中古マンションリノベーションの総合企業、グローバルベイス。
こうした住宅購入事情のなか、同社は「住み替えを前提とした購入も増えています」と新たなトレンドについてこんな話題も。
「『まず資産性のある物件を取得し、ライフステージの変化に応じて売却・住み替えする』という発想が、若年購入層の間で広がりつつあります。
そしてマンション市場では、新築を選ばず、中古をフルリノベーションする選択肢が主流化しつつあります」
―――さらに興味深い話が…。
住まいを「一生に一度の買い物」ではなく「時間軸の中で更新・住み替えしていくもの」としてとらえる新しい住宅観
これら現象は、バラバラに見えて、実はひとつの構造的な変化を映し出しているという。
住宅価格の上昇とインフレを前提に、購入の優先順位を組み替え、住まいを「一生に一度の買い物」ではなく「時間軸の中で更新・住み替えしていくもの」としてとらえる、新しい住宅観だ。
そこで注目は、グローバルベイスが分析する最新住宅購入トレンドの3つの特長だ。
「長く借りる」が賢い選択の時代へ
「50年ローンと聞いて、まず思い浮かぶのは「総返済額が膨らむ」「老後リスク」というネガティブなイメージかもしれません。ですが、20代の選び方は違います。
インフレ局面では、お金の価値は時間とともに下がります。
35年で返す予定だったローンが、実質的には15年程度の負担感で返せる、ということが起こり得ます。
月々の返済額を抑えて、差額を運用や繰り上げ返済に回す。
これが今の20代の合理的な戦略です」(グローバルベイス)
他人と同じ条件から自分にとっての最適へ
「広さ・立地・価格の三立はもう難しくなっています。
だからこそ生活者は『広さは諦めても立地は譲れない』『新築でなくてもいいから、内装は思い通りに』と、自分にとって譲れないものを明確にし始めています。
中古リノベも、50年ローンも、すべて同じ”優先順位の組み替え”の現れです。
『人並みの広さ』『新築であること』…こうした横並びの基準は、すでに過去のものです。
20代の住宅観は、他人と同じ条件から自分にとっての最適へと、軸を移しています」(グローバルベイス)
「一生に一度」から「住み替え前提」へ
「かつて住宅購入は「一生に一度の買い物」でした。
しかしいま、20代を中心に「将来の住み替え」を前提にした購入行動が広がりつつあります。
『まず資産性の高い立地で購入し、ライフステージの変化に合わせて売却・住み替えする』という発想は、住宅を消費財ではなく流動資産として捉える考え方です。
50年ローンで月々の返済額を抑えながら、将来の売却益も視野に入れる。
住宅取得が「点」ではなく「時間軸の上に置かれる戦略」へと変わりつつあります。
この流れのなかで、中古マンションのフルリノベーションも有力な選択肢として注目されています。
いっぽうで、共用部や躯体そのものはひとりの区分所有者だけで新品同様に更新できるものではないため、建物全体の管理状況や修繕履歴、長期修繕計画を確認することが重要です。
「築古=劣化」というイメージは、技術によって書き換えられつつあります。
国はZEH水準への対応を住宅政策の柱に据えており、中古マンションの省エネ性能・断熱性能の引き上げは、今後さらに加速する見込みです。
中古を「直して長く使う」という発想は、もはや個人の選択にとどまらず、社会全体の方向性とも合致しています」(グローバルベイス)
―――中古マンションをフルリノベーションして、ライフトレンドにあわせて住まい時間を充実させる…そんな新たな潮流が住まい選びをもっと楽しくしてくれる予感。
グローバルベイス
https://www.globalbase.jp/
