日本に突如、現れた哲学を芸術で表現する匿名芸術家 Whoda の世界へ―――。
空間に関するあらゆるものをカタチにする HIGASHI-GUMI は、日本を拠点に2020年から活動を始めた匿名芸術家 Whoda(フーダ)の最新作30作品を、東京・表参道「Gビル南青山03」で初公開。5月9日まで展示販売会「The Whoda」を開催している。
浮世絵師・河鍋暁斎、円山応挙、伊藤若冲などの江戸絵画の世界的蒐集家でもある匿名芸術家 Whoda は、「彼にしか描き出せない世界がある」という。
数百万円~数千万円で取引される Whoda の作品
100号以上の巨大な和紙を使用した表具に、下絵なしで、水性マジックペンで直接描いていく手法により、素早く躍動的で、生き生きとした線を紡ぎ出し表現されている。
高価なキャンバスや絵の具ではなく、破けても補修ができる和紙と子どもでも使用している身近な水性マジックペンを使う点について、は、「もし、暁斎や若冲が“今”生きていたら、高価なものではなくこういう身近な現代のもので、作品を描いていたんじゃないか」と Whoda。
現在、Whodaの作品は、制作活動がまだ一年であるにもかかわらず、数百万円~数千万円で取引されているという。
展示販売会「The Whoda」は、東京・表参道「Gビル南青山03」で5月9日まで開催。新型コロナウイルス感染拡大予防対策のため完全予約制で実施。専用サイト(https://whoda.jp/)から事前予約を。
(C) Whoda