BIGLOBE ビッグローブ 調査で判明、新紙幣登場の裏で20代30代「スマホ持たず外出できない」「外出時は財布よりスマホが大事」

日本近代社会の創造者 渋沢栄一が新1万円札、女性の地位向上と女子教育に尽力した教育家 津田梅子が新5千円札、近代日本医学の父 北里柴三郎が新千円札と、いよいよ新紙幣が出回り始めたニッポン。

キャッシュレス化がすすむ日本では、この新紙幣が「最後の新札になるかも」といわれてるなか、スマホ決済に関する興味深い調査結果が、新紙幣スタートと同じ日に公開された。

調べたのは、最大通信速度10Gbps 光ブロードバンドサービス「ビッグローブ光 10ギガ」や「BIGLOBEモバイル」を展開する BIGLOBE(ビッグローブ)。

同社は6月、全国の20代から60代の男女1,000人を対象としたアンケート調査「スマートフォンの利用に関する意識調査」を実施。

その調査結果が、これだ↓↓↓

◆「日常的にスマホ決済を利用」5割強

◆20代30代では、外出時に忘れたら非常に困るのは「財布よりもスマートフォン」、「スマートフォンを持たずには外出ができない」8割

◆「データ通信量を気にしながら利用」4割、「外出時バッテリー残量が少なくなり焦ることがある」5割

―――この結果の詳細を、ここから詳しくみていこう。

「日常的にスマホ決済を利用」5割強

全国の20代から60代の男女1,000人に、スマートフォンの利用状況に関して聞いた。「スマホ決済」については、「日常的に利用している」(52.5%)という人は5割強、「利用したことがある」(24.9%)をあわせると約8割にのぼった。

年代別ではスマホ決済を「日常的に利用している」と回答した人は、20代は54.5%、30代は55.5%、40代は59%、50代は48.5%、60代は45%という結果に。

 「交通での利用」については「日常的に利用している」(22.4%)、「利用したことがある」(21.4%)をあわせ4割強だった。

さらに、飲食店での注文、病院の問診票記入など備え付けのタブレットではなく、“自身のスマートフォンで”二次元コードを読み取って入力するなどのケースがあるが、それらの経験について聞くと、「飲食店の注文での利用」に自身のスマートフォンを使ったことがあるという人は45.6%に。

年代別では、20代が最も多く55.5%と半数以上となった。「病院の問診票記入での利用」については、19.3%と約2割となった。

「日常生活でサービスを利用するために自身のスマートフォンを使うことについて」どう思うか聞くと、「自身のスマートフォンを利用するので操作しやすい」(46.3%)が最も多く半数近くにのぼった。

いっぽう、「バッテリー残量が心配になる」(32.8%)、「セキュリティが心配になる」(30.2%)といった懸念もあがった。

20代30代「スマホ持たず外出できない」

全国の20代から60代の男女1,000人に、「スマートフォン、財布を外出時に持っていくのを忘れてしまった場合(会社や学校に行くなど日常生活で)」について質問をした。

スマートフォンを忘れてしまった場合、「非常に困る」(54.4%)、「困る」(30%)をあわせ84.4%に。

財布は88.8%という結果となり、スマートフォンも財布と同じくらい忘れたら困るという結果となった。

年代別にみると、20代ではスマートフォンを忘れてしまった場合、「非常に困る」(58.5%)、「困る」(29.5%)をあわせて88%。

財布は「非常に困る」(54%)、「困る」(33%)をあわせて87%という結果に。

20代、30代では「非常に困る」と回答した割合が、財布よりもスマートフォンが上回る結果となり、「非常に困る」「困る」をあわせてもスマートフォンがわずかに上回った。

いっぽう、60代では「非常に困る」「困る」をあわせ「スマートフォン」(81.5%)、「財布」(91%)と、年代によって差がみられた。

「外出の際にスマートフォンを自宅に忘れたことに気づいた場合、何分までなら取りに帰るか(会社や学校に行くなど日常生活で)」質問をした。

「5分未満であれば取りに帰る」約3割、「5分~10分未満」約3割、「10分~30分未満」約2割という結果に。

「どれだけ時間がかかっても取りに帰る」と回答した人は約1割だった。

さらに、「日常生活の中でスマートフォンの利用が拡大することについて」質問したところ、「便利で良い」については「思う」(33.6%)、「やや思う」(44.4%)をあわせ8割だった。

「スマートフォンを持たずには外出ができない」は「思う」(42.8%)、「やや思う」(38.4%)をあわせ8割に、「スマートフォンがないと生きていけない」は「思う」(24.7%)、「やや思う」(37.2%)をあわせ6割となった。

「データ通信量を気にする」「電池残量少で焦る

全国の20代から60代の男女1,000人に、「スマートフォンのデータ通信量、バッテリーについて」質問をした。

「データ通信量(ギガ)を気にしながら利用している」という人は、「あてはまる」(15.1%)、「ややあてはまる」(24.1%)をあわせ4割に。

「外出時バッテリー残量が少なくなり焦ることがある」という人は「あてはまる」(21%)、「ややあてはまる」(29%)をあわせ5割だった。

Wi-Fiの利用状況については、自宅では約9割がWi-Fiに接続してスマートフォンを利用しているものの、外出先では「Wi-Fiを利用することが多い(できる限り利用している)」(17.4%)と回答した人は2割弱だった。

通信障害以外にも、次のような「外出先での困った経験」も寄せられた。

◆ギガ不足で通信速度が低下し、スマホ決済が使用できず、クレジットに切替えたことがある(女性60代)

◆交通系IC利用で電車の中でスマートフォンの電源が切れて改札を出ることができず、現金で支払った(女性30代)

◆接続制限がかかったりオープンのWi-Fiの接続スピードが遅かったりでレジで時間がかかった(男性60代)

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