「社員だけでなく鑑賞された方々の心に、〈みずほ〉の想いがしっかりと伝わることを願い、制作しました」
―――そんな想いが込められた壁画が、東京・大手町タワー OOTEMORI 地下2階の旧ATMコーナーに出現した。
みずほフィナンシャルグループは、ミューラル(壁画)アートカンパニー OVER ALLs と共同で、ウォールアートを OOTEMORI 旧ATMコーナーに設置。
〈みずほ〉のパーパス「ともに挑む。ともに実る。」をアートで体現する初の取り組みで、その公開初日には、みずほフィナンシャルグループ 木原正裕 取締役 兼 執行役社長 グループCEO、みずほ銀行 加藤勝彦 取締役頭取、みずほリサーチ&テクノロジーズ 吉原昌利 取締役社長、OVER ALLs 赤澤岳人 代表取締役CEOらが駆けつけ、アンヴェール。
みずほ初、沸き上がる感情をアートに
みずほグループは、2023年5月、〈みずほ〉の存在意義や社会に対する役割をすべての役員・社員が共有し、グループ全体がアクティブに挑戦するための指標として企業理念を再定義。
そして、新たな企業理念をより広く、より深く浸透させることを目的に、社員参加型の「WALL ART PROJECT」を OVER ALLs とともに発足し、約1年間をかけて取り組んできた。
「WALL ART PROJECT」は、単なる言葉の具現化ではなく、社員ひとり一人が企業理念と向き合い、そのなかで沸き上がる感情をアートにして創り上げていく〈みずほ〉初のプロジェクト。
このプロジェクトに参画し約1年に渡り、〈みずほ〉の世代や部門を超えた多くの人たちと「アートで何を表現し、いかに伝えていくべきか」について議論を重ねてきた。
そしてここに完成したウォールアートは、社員だけでなく鑑賞した人の心に、〈みずほ〉の想いがしっかりと伝わることを願い、制作したという。
渋沢栄一DNAを受け継ぐ「ともに挑む。ともに実る。」関連展示も
また、この壁画エリアにはウォールアートに加え、2023年に〈みずほ〉の前身となる日本初の銀行「第一国立銀行」の設立150周年を迎えたことや、2024年7月より1万円札のデザインが「第一国立銀行」を設立した渋沢栄一に変更されることに合わせ、商売だけでなく公益性も追求した渋沢のDNAが受け継がれるパーパス「ともに挑む。ともに実る。」に関連したさまざまな取り組みについても展示していく。
「東京を代表するビジネスの街・大手町に、私たちの作品が加わります。
私たちの作品によって〈みずほ〉の社員、この地で日本経済を支えているビジネスパーソンたち、さらには眼にしたすべての人々の日常のなかで「WOW!」という感情が湧き立ち、〈みずほ〉の想いが刻まれることを強く願っています」(みずほグループ)
―――VER ALLs は「楽しんだって、いい」を企業理念に、「楽しい国、日本」の実現を目指すミューラル(壁画)アートカンパニー。
2016年、赤澤岳人 代表と画家・山本勇気により結成され、壁画やオーダーアート企画制作、アパレル制作を展開。
2023年、エスコンフィールド HOKKAIDO に大谷翔平選手をはじめとする15人のレジェンドたちを描いたミューラルも制作した。