「ウソだよ! ワンダはちょくちょく新しくなったっていうけどそんなに変わらないのがワンダなんだよ!」(ムロツヨシ)
そう語るのは、湾田役でアサヒ飲料コーヒー「WONDA」(ワンダ)に出演するムロツヨシ。
9月12日から始まった新TVCM「WONDAじゃないよね?」編の意味深発言。
撮影後に、「新しいワンダに対していろいろ(ネガティブなことを)言うみたいなセリフが一杯あったので、これは言い過ぎなのでは、と意見を出させてもらったところ、これは言って欲しいという演出の意図があったもので」と前置きし、こう振り返った。
「心がけたのは、心を閉ざすこと」
―――撮影を終えての感想・撮影で印象に残っているシーンは?
「新しいワンダに対していろいろ(ネガティブなことを)言うみたいなセリフが一杯あったので、これは言い過ぎなのでは、と意見を出させてもらったところ、これは言って欲しいという演出の意図があったもので。
自由な感じで言ってますが、わたしの意図的なものはない。だから、今回の芝居で心掛けたこととしては心を閉ざすこと(二ヤリ)。
本心ではないことをたくさんしゃべる。それっぽくしゃべる。わたしが言えることは、本心は一切はいっていないということです。
アドリブっぽく言いましたけど、さもいま思いついたように言ってますけど、それはすべて早朝から稽古に稽古を重ねて、こういう演出できたらこうしようと想定しながら臨みましたね。それはすべて嘘です」(ムロツヨシ)
「毎日サウナにいってます」
―――いつもやってることが今日はなんだかいつもと違うなと思ったできごとは?
「いまのブームから少し遅れてサウナにはまってます。はまってたまるかと思っていたけどしっかりはまったところ、いつも行くサウナに行き過ぎてとうとう何も感じなくなりました。
昨日まで何かしら感じたのが、慣れたサウナの温度と慣れた水風呂を繰り返していくうちに何も身体が驚かなくなって何をやってるんだろうと。
気持ちよさが薄れてきているので、最近違うサウナに浮気して違う温度で、違う水風呂のところに行ってたまにホームに戻ってくるという。毎日サウナにいってます」(ムロツヨシ)
「これからもがんばろう」と思った奮起の日
―――日常生活で身近な人にドッキリやサプライズをされたことやしたことは?
「40歳の誕生日のときに、俳優仲間たちが、わたしが飲んでいるところにきてくれてプレゼントをもってきてくれたこと。それが唯一のサプライズじゃないですかね。うれしかったです。
俳優仲間は世間の皆さまが知ってる人だったので、そのようすを写真を撮られまして、その人たちは雑誌に掲載されたのですが、わたしの写真は一切なかったというのが、7年前のわたしの「これからもがんばろう」と思った奮起の日でもあります」(ムロツヨシ)
「頑固を止めないといけない時代」
―――自身でここが頑固だなとか、譲れない部分は?
「頑固を止めないといけない時代になったでしょ。僕たちの世代がやってきたことが、先輩から教わってきたことがそのままでは下の世代には伝わらないってわかって、譲れないなではなくて、僕たちから譲らないといけないなと意識する時代ですよね。
ほんとにその壁とぶちあたりながら、いい先輩面していかなければいけないなと日々同世代の皆さんと話してます。
いい前例を作りたいなと。若い世代の皆さんよろしくお願いします」(ムロツヨシ)