東武伊勢崎線(スカイツリーライン)と北千住駅で接続し直通運転する、東京メトロ日比谷線。
北千住と中目黒を結ぶ20.3kmの日比谷線に、新しい駅が6月6日に開業する。
虎ノ門ヒルズ駅。昭和の東京オリンピックが開催された1964年に日比谷線が全線開業して以来、56年ぶりの新駅に。
位置は、霞ケ関~神谷町の間、霞ケ関駅から800m、神谷町から500m、国道1号と環状第2号線が交わる虎ノ門二丁目交差点付近。その地下1階部分に新しいホームができる。
ホームは、線路の外側にホームが2本できる、相対式2面ホーム構造。その下(地下2階)に両ホーム間の連絡通路ができる。
この虎ノ門ヒルズ駅は、その435m北側(徒歩7分)にある、銀座線虎ノ門駅と地下連絡通路で結ばれ、両駅は乗換駅になる。
虎ノ門駅と虎ノ門ヒルズ駅は、400m以上離れている別路線の駅。両駅を乗換駅にすることで、利用者は赤坂見附で銀座線と丸ノ内線に乗り換えるのと同様に乗り継ぎできる。
いったん改札を出て地上を歩いて両駅間を移動しても、初乗り料金などはかからず、両駅のなか(改札内)を移動して乗り継いでいるイメージ。
虎ノ門ヒルズ駅は、THライナー恵比寿行きの停車駅。しかもTHライナーフリー乗車区間(霞ケ関~恵比寿)のなかにあるから、有料指定座席料金なしでTHライナークロスシート(前向き席)に乗れる。