3.26 ONE X 決戦を前に若松佑弥がいまを語る! ABEMA でも中継決定! 因縁の青木真也 vs 秋山成勲 ほか各選手も熱論

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「アドリアーノモラエス(ブラジル)はトータル的に全部できる選手。グラップリング能力に長けてる選手。メンタルも強い。戦略は数パターンある。狩りに行くような、殺しに行くつもりで戦う。打撃で位置ラウンドで倒してチャンピオンになる」

―――そう語るのは、パンクラス・フライ級トーナメント王者 若松佑弥。

2019年、ONEチャンピオンシップでデビューし、プロ2戦目はUFCで12度世界王者に輝いたデメトリアス・ジョンソンと戦い、悔しくも2ラウンド負けを喫するが、その後は5連勝を記録し、世界タイトルマッチ挑戦権をつかみ取った男。

彼は、3月26日に開催されるONE10 周年記念大会『ONE X』を前に、気持ちをいまこう伝えている。

「子どもが生まれて、人としてどうあるべきかを考えるようになったし、日本人としての常識も身につけてきたつもり。強さを磨くにつれてどういうものが“強さ”なのか、その本質がわかってきた」

「この格闘界に入って、『いままでやってきたことはクソだった。なんもかっこいいことない。クソだっせえ』って思えた。ぼくを正してくれたものが格闘技だった」

「自分が一番大事にしているのは、家族であり仲間。当時、どん底まで落ちて落ちて、このまま死ぬのかと思ったときもある。そのときのメンタルなんてクソだと気づいて、格闘技と真正面から向きあえるようになれた。絶対にあのころに戻らないように、と」

「こんどのアドリアーノモラエス戦もなるようになるしかない。勝ちをつかみにいって、負けたら負け。自分がもっている芯を曲げず、いまそこにある勝負にしっかり取り組みたい」

「もちろんビジョンはある。チャンピオンになって、家族をしっかり守って、家を買って、家族たち子どもたちと世界を旅したい。厳しい世界で生きている人たちや、貧困で困っている地をまわって、生き方をあらためて家族いっしょに考えるような旅をしたい」

若松佑弥は2020年に第一子に恵まれ、 一家の大黒柱として勝りへの執念も強くなったという若松は、プロ格闘家としてトレーニングを積みながら、家事や子育てにも励む。料理も得意。

そんな彼が挑むONE10 周年記念大会『ONE X』が、いよいよ3/26に開幕―――。

因縁レジェンドも奇跡の激突! ONE X 3.26開幕!

―――アジア最大級 格闘技団体 ONE Championship は、3月26日、ONE10 周年記念大会『ONE X』(https://www.onefc.com/jp/events/one_x/)をシンガポール・インドアスタジアムで開催。

3月2日には、出場選手発表記者会見が東京・渋谷で行われ、青木真也や秋山成勲をはじめ、大会に出場する日本人選手 山口芽生・池田仙三・澤田龍人・高橋遼伍・佐藤将光・平田樹・秋元皓貴・若松佑弥・ジヒンラズワン・アドリアーノモラエスらが登壇(一部はオンライン出演)。

また ONE Championship 日本支社 秦アンディ英之のほか、スペシャルゲストとして、もと総合格闘家 須藤元気 参議院議員(超党派 格闘技振興 議員連盟 事務局長)が登壇、そして桜井マッハ速人までもが乱入し、会見を盛り上げた。

なんといっても見どころは、格闘技界レジェンドのガチ勝負。秋山成勲が ONE に加入して以降、さまざまなかたちで交差してきた2人のビッグネームがついに対決。

日本 MMA にさんぜんたる足跡を残し、ときに歴史的事件をも巻き起こしてきたレジェンドによる禁断対決が、いよいよ ONE 10 周年記念大会の舞台で実現。

ことし47歳になる秋山成勲は、2020年2月ぶりの実戦となり、初めて階級を下げ、ライト級での戦いに挑戦。青木真也は、慣れ親しんだ階級でこれを迎え撃つ!

ONE X の熱戦のもようは ABEMA PPV ONLINE LIVE でも中継!

また、ONE10 周年記念大会『ONE X』3月26日開催のもようは、ABEMA PPV ONLINE LIVE(https://abema.tv/payperview/BL7Ft2y2X7ykX9)でも中継!

ONE 初の試みとなる「ABEMA PPV ONLINE LIVE」中継では、長いときを経て実現した歴史的対戦「青木真也vs秋山成勲」をはじめ、破竹の5連勝で世界タイトル挑戦をつかみ、ついにアドリアーノ・モラエスと対戦する若松佑弥の試合も中継される。

また、日本人初の ONE スーパーシリーズ(立技部門)での世界王座獲得をめざし、秋元皓貴がバンタム級キックボクシング世界王者カピタンに挑むカードも注目だ。

対戦相手へ、大会直前の戦術・闘魂をそれぞれが語る!

山口芽生:DANIELLEKELLY(アメリカ)はグラップリング(組み技)が高い選手。いろいろなところから攻撃してくる相手。総合格闘技のよさを出しながらアグレッシブに攻めたい。

澤田龍人:池田仙三はボクシング力が強い。最後まで諦めない選手。リーチ差があるので、相手の間に入らないように、自分の責の距離を保ってフィニッシュしたい。

池田仙三:澤田龍人はオールラウンダーで、打撃や寝技もスピードもあるいい選手。自分がやることは決まっている。打撃でがんがん倒して、KOでしっかり勝ちたい。

高橋遼伍:アキレス腱を切るぐらい戦う。アミール・カーン(シンガポール)に対してはとくになにも思っていない。自分は打撃が得意。そこが ONE が思ってるところ。真っ向勝負したい。

佐藤将光:ユサップ・サーデュラエフ(ロシア)はパワーがある選手。彼になくて僕にあるもので勝負していきたい。

ジヒンラズワン:平田樹は若い。無敗の選手。テイクダウンが早い反面グラップリングが試されてない。

平田樹:ジヒンラズワンに対しては、グラップリングテイクダウン。一本で決めたい。ボコボコにしてやろうと思います。

秋元皓貴:カピタン・ペッティンディー(タイ)はパンチが強くて、ガンガン圧力をかけてくる選手。いちばんは真っ向からパンチと蹴りで打ち勝ちたい。

アドリアーノモラエス:若松佑弥はオールラウンダーですごい日本人ファイターだと思っている。レガシーを守って3月26日にチャンピオンでいると確信している。試合自体は長い、カポエイラや空手などいろいろな手を使って挑みたい。楽しみにしている。

秋山成勲:日本では注目を集める対戦だと思うけど、青木真也との戦いは世界からみたら何だこりゃな試合。でもわたしは関係ない。普通に仕事だと考えれば仕事。ギャンブルといえばバカラじゃないか。ひとつの区切り、歴史の1ページとしてみなさんの記憶に刻まれる試合にしたい。

青木真也:なんもない。(秋山成勲と)やるだけだ。心配するな。本質は変わらないから。フィニッシュは両者リングアウトじゃなくて、ギブアップだと思います。これがやりたいこと、ジャパニーズ格闘技なんで、世界がどうみようが気にしていない。自分の格闘技を描けるかって思うだけ。

―――いよいよ始まる、世紀の大決戦 ONE10 周年記念大会『ONE X』(https://www.onefc.com/jp/events/one_x/)。今後の各選手の動きにも、注目だ。