大丸松坂屋百貨店 ファッションサブスク AnotherADdress でアップサイクル品レンタル reADdress リアドレス 12/1 から順次デリバリー開始! 傷んだ衣類&廃材を伝統技法や作家考でリメイク、唯一無二のお気に入りに

「お好きなアイテムを1か月レンタル。 お仕事に、お出かけに、パーティーに……自分らしいおしゃれを自由に楽しみましょう」

「FASHION NEW LIFE ファッションの愉しさと持続可能な未来の融合」

――― Maison Margiela、MARNI、Yʼs、beautiful people、Theory、ADORE といった270を超えるデザイナーブランドのなかから⾃由に選んでレンタルできる百貨店業界初のファッションサブスクリプションサービス、大丸松坂屋百貨店「AnotherADdress」(アナザーアドレス)が、2023年度は6万人超え。累計レンタル数は15万着を超えた。

アップサイクル reADdress(リアドレス)始動

百貨店業界初のサブスクリプション型ファッションサービスとして注目を集める大丸松坂屋百貨店 AnotherADdress(https://www.anotheraddress.jp/)は、洗練されたデザイナーブランドのなかから自由に選び、毎月1着でひと月 5500円、毎月3着でひと月 11800円といったシンプル単価でレンタルでき、さらに骨格・顔・パーソナルカラー・好みで自分らしいファッションを教えてくれる「ファッション診断」なども支持されてユーザー数を増やしている。

ことし2023年3月からはウィメンズ・メンズのどちらにも対応し、ファッションの本質的な価値と持続可能なビジネスモデルの融合として注目を集め、その勢いをさらにブーストさせる新サービスアップサイクルブランド「reADdress」を12月から展開する。

傷んだ服や廃品をアップサイクル、リウェアを楽しむ

大丸松坂屋百貨店 AnotherADdress(アナザーアドレス)が新たに12月1日から展開する「reADdress」(リアドレス)は、「レンタルが難しくなってしまった衣類などを生まれ変わらせることで寿命をのばし、もう一度、ファッションを楽しんでほしい」という意味が込められたブランド。

このアップサイクルブランド reADdress(リアドレス)が誕生する背景には、AnotherADdress(アナザーアドレス)利用者が増えたことにより、レンタル品のシミや汚れや傷、破れなど、着用できなくなった衣類が増えてきたことがあげられる。

そこで大丸松坂屋百貨店は、持続可能な未来のために廃棄を出さないことを前提にした経済システム“サーキュラー・エコノミー型のファッション・アート”に着目。

傷んだ商品は、3つのコンセプトのもと、黒染めの先駆者である京都紋付やアナザーアドレスと取り引きするデザイナーとの協業で、新たな価値として黒染めやパッチワーク、再構築を施し、「この世に一つしかない商品」をつくり出し、再び AnotherADdress(アナザーアドレス)ユーザーに届けていく。

そこで、reADdress(リアドレス)に込められた3つのコンセプトとは―――。

(1)JAPAN CRAFTSHIP ジャパンクラフトシップ

日本人特有の妥協なきモノづくりへのこだわりが生みだす、職人やクリエイターによる手仕事の素晴らしさへのリスペクトを大切に、その継承と発展をともにめざす。

(2)TRACEABLE トレーサブル

アップサイクル品の過程と唯一性を大切に、どのような技術が、また職人やデザイナーの誰が手がけ、誰から誰に渡ってつくられてきたのか、その透明性を伝えることを大切に。

(3)CIRCULABLE サーキュラブル

デザイナーが想いを込めたアイテムの寿命を伸ばし、多くの人にその想いをつなげるよう、「服は使い捨てではない」という信念のもと、仕入れたものを責任を持って循環させる。

―――こうしたコンセプトによる reADdress(リアドレス)で動き出したのが、「黒染でリウェア」(12/1〜)、「廃材をアートへ」(2024/1〜)、「リメイク」(2024/2〜)の3サービスだ。

黒染でリウェア_12/1 スタート

100年以上の歴史があり、黒の第一人者ともいわれる京都紋付との協業で、「深黒染め」を施したアップサイクル商品を実現。

今回は、お気に入りの一着をずっと大切にするために、おもにシミや汚れが目立つ服を黒染め品としてアップサイクル。「黒染」によるリウェアという選択肢を届けていく。

廃材をアートへ_2024/1 スタート

グループ会社のパルコは、2023年2月に閉店した津田沼 PARCO で役目を終えた館内の設備備品やポスターボード、店頭のロゴサインなどを、そのまま廃棄するのではなく、技術やデザインの力でアップサイクルし新しい付加価値を生み出すことを試みる、アップサイクルプロジェクトに2023年9月着手。

津田沼 PARCO のアップサイクルプロジェクト第3弾となる今回は、アナザーアドレスと共創し、「PARCO」と刻まれたエントランス扉ハンドルバーに新たな価値を施し、廃材アートとしてアップサイクル。

2024年新春から、安野谷昌穂/witness/wimp/Aitone/なかおみちお/NAZE/UC EAST/山崎由紀子(順不同)からなる8名の作家が仕上げた16作品の取り扱いをスタートさせる。

再構築(リメイク)_2024/2 スタート

そして傷んだ衣類の再構築(リメイク)も、2024月2中旬からスタート。

コンセプトと親和性のあるデザイナーと共創がここに実現。

破れや傷のある服をパネル使いやパッチワーク技法を駆使し新たに生まれ変わらせている。

このプロジェクトでは、アナザーアドレスに参画するデザイナーを中心に、取り組みに共感する協力者といっしょに展開していくという。