CSVファイルをExcelで開こうとすると、データが意図せずに変換されてしまうなどのトラブルがいろいろ発生……。
読み込んだあとのデータの並び替えや集計などの処理も、これまたなかなかたいへん……。
こうした悩みを解決するおすすめ策が、Excel標準搭載「ADO」(ADODB.Connectionオブジェクト)。
もともとデータベースを扱う技術「ADO」は、CSVファイルの扱いも得意。使い方がわかれば、便利なことばかり。
―――そこで、学習コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(通称ノンプロ研/プランノーツ運営)は、ADOを使ってCSVファイルをかんたんに開く方法を紹介する『CSVファイル読み込みで学ぶExcel VBA ADO入門』を5月20日から技術書典マーケットで発売。
この『CSVファイル読み込みで学ぶExcel VBA ADO入門』(1500円)は、データベースをはじめ、データベース操作に使用する言語SQL(Structured Query Language)の入門書としても活用できるのもポイント。
◆CSVファイル読み込みで学ぶExcel VBA ADO入門
https://techbookfest.org/product/2VCk50Dq8St9wkXGxDVqWv
技術書典14に出展、ノンプログラマー向け技術同人誌を販売
また、「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(通称ノンプロ研/プランノーツ運営)は、5月20日~6月4日に開催される技術書典14(オンライン・オフライン同時開催)に出展し、ノンプログラマー向け技術同人誌を販売。
池袋サンシャインシティ 展示ホールD(文化会館ビル2F)で5月21日 11:00~17:00 に開催される技術書典14オフライン即売会にも参加するから、要チェック。
◆技術書典14
https://techbookfest.org/event/tbf14
高まる技術同人誌というニーズ
現在、プログラミングだけにとどまらず、AI活用、RPA、ノーコード/ローコード開発ツール、モダンExcelなど、ノンプログラマー向けのIT技術が増え続け、それら情報のニーズは多様化の一途をたどっている。
いっぽうで、書店に流通する専門書は、制作に多大なコストと期間がかかることから、一定の実績のあるジャンルに偏る傾向にあり、ノンプログラマーが必要とする書籍が十分に供給されなくなってきたという課題が出てきている。
これら多様な学習ニーズに応えることができる手法として注目されてるのが技術同人誌。
著者が自由な内容をタイムリーに執筆、販売ができる特性から、一定以上のまとまったボリューム感の知識を、スピーディに提供することが可能。
ノンプロ研では、ノンプログラマーが良質な技術同人誌を出版できるよう技術面、資金面で支援を実施。
同社は、こうしたアクションがノンプログラマー向けの情報共有の需給バランスを適正化し、多様な学習機会を創出することにつながり、社会全体のDX化を推進し、働き方改革に貢献できると考えているという。
学び合いながらスキルを磨ける環境を
学習コミュニティ「ノンプログラマーのためのスキルアップ研究会」(ノンプロ研)は、ノンプログラマーがプログラミングやITなどのスキルを身につけるための学び合う、約200名が所属する有料月額制の学習コミュニティ。
ノンプログラマーとはITを専門職としない人たちのことで、プログラミングは実務面でもキャリア面でも強い武器になり得るスキルといわれるなか、職場にはITに詳しい仲間がいない、十分な環境や文化が整っていないなどの理由から、その学習や実践などは挫折しやすいという課題があった。
ノンプロ研は、そんな課題を解決するために、学習意欲が高く、心理的安全性が高い環境で、学び合いながらスキルを磨ける環境を提供している。
出版サポートも展開
また、ノンプロ研 技術同人誌制作プロジェクトは、書くことによるアウトプットのハードルを下げ、またその価値を高めるためにメンバー向けに「ライティング講座」を提供中。
講座の集大成として技術同人誌の企画・執筆する機会を用意し、受講生は書籍を出版するという、ふだんでは味わえない体験もできる。
また、技術同人誌を制作する場合、執筆だけでなく、組版や印刷、販売といったすべての役割を著者が担うのが一般的ななか、同プロジェクトでは、ノンプロ研は、企画ブラッシュアップ・編集作業・組版作業・表紙デザイン制作ディレクション・印刷会社への入稿・印刷費や表紙デザイン費のコスト負担などもサポートしている。
◆ノンプロ研
https://plannauts.co.jp/nonproken/