新幹線超進化研究所は「漆黒の新幹線」が生み出す巨大怪物体から日本の平和と安全を守るため、「新幹線変形ロボ シンカリオン」を開発した。シンカリオンとの高い適合率を持つ子どもたちが運転士となり、研究所員たちと力を合わせて強大な敵に立ち向かう! 果たして「漆黒の新幹線」の目的は…。子どもたちは日本の平和と安全を守れるのか…。
――― これが 新幹線変形ロボ シンカリオン のイントロダクション。
北海道から九州まで、国内の新幹線をモチーフにしたこのロボットアニメが登場したのは2018年。
この シンカリオン という名に、昭和の時代から継承されている国鉄記号が含まれている。
それは……。
シンカ。
シンカは、国鉄の電報略号、電略でいう 東海道・山陽新幹線のこと。
アニメ制作陣が、国鉄時代の電略で使われていたシンカをつけたかどうかは不明。ただ、シンカという記号は国鉄時代からあった。
ちなみに、東北新幹線はトホシ、上越新幹線はシヨシ、北陸新幹線はホクシ。
平成末期に誕生した人気アニメ 新幹線変形ロボ シンカリオンは、新幹線のシンカにギリシャ語を想わせるリオン、いやエヴァンゲリオンやアクエリオンと同じくリオンをつけて、シンカリオンとしたのか、とも想像できる。
このあたりは想像だけど、国鉄時代に東京~博多の新幹線を、電略でシンカと記していたこと。そこは確か。