全世界人工の15%にあたる、12億人が障がい者といわれているいま、東京2020パラリンピック前夜に、世界の名所が紫色に染まった―――。
東京都は、8月19日の夜に東京都庁、東京スカイツリー、レインボーブリッジを、紫にライトアップ。そして日本時間20日にかけて、世界各国のランドマークも紫色に染まっていった。
これは、国際パラリンピック委員会(IPC)と国際障害アライアンス(IDA)主導のもと、東京2020パラリンピック大会に先駆けて立ち上がる、世界的な運動「WeThe15」(ウィー・ザ・フィフティーン)に賛同したアクションのひとつ。
「WeThe15」は、世界の15%(12億人)の障がい者への差別をなくし、障がい者の可視性を高め、アクセシビリティとインクルージョンを公の場で促進していく、グローバルな人権運動。
世界中の障がい者が直面する課題を知ろう
「WeThe15」は、国際パラリンピック委員会(IPC)と国際障害アライアンス(IDA)、そして国連人権理事会(UNHRC)、国際連合教育科学文化機関(UNESCO)、文明の同盟(UNAOC)のもとで、IPC、スペシャルオリンピックス、インビクタスゲーム財団、国際ろう者スポーツ委員会が初めて集結。
世界中の多くの人々をひきつけ、前向きな変化を生み出すスポーツを通じ、世界中の障がい者が立ち向かう課題に対する認知度と理解を促すため、東京2020パラリンピックを期にローンチした。
「WeThe15」への想いをこめて染まった世界各地の紫
レインボーブリッジ
東京スカイツリー
東京都庁
シンガポールのスーパーツリー・グローブ
ジュネーブの大噴水 ATscale
ライトアップされるビッグアイ(ロンドン)
◆東京2020「WeThe15」
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/paralympics/news/news-20210819-01-ja
(Getty Images for International Paralympics Committee)