GARDE ギャルド が米ニューヨーク チェルシー地区にアートギャラリー「GOCA by Garde」を開業 創業40周年の新たな挑戦、アジアのアーティスト作品を世界に発信する拠点に

「アメリカ ニューヨーク・チェルシー地区に GOCA をオープンすることは、私たち GARDE が長年培ってきた空間デザインとアートへの情熱を結実させる挑戦だと考えています。

現在、円安や世界的な物価高が続く厳しい環境下ではありますが、こうしたタイミングだからこそ、世界中のアート関係者が集まる国際的な拠点 チェルシー地区に物件を取得し、GARDEとして初めてニューヨークにアートギャラリーを開業すると決断しました」

―――そう語るのは、インテリアデザイン、コンサルティング、コーディネーションのトータルサービスをグローバル展開する GARDE(東京都港区)室 代表取締役社長。

日本 アジアの現代アートをグローバルに広める重要な役割を担う

GARDE(ギャルド)は、創業40周年の節目に、初のニューヨーク拠点となるアートギャラリー「GOCA by Garde」をチェルシー地区に開業。

オープニング展では、現代日本のネオポップジャンルをけん引する若手アーティスト 奥田雄太の個展「KAN-SHA BOUQUETS!」を開催し、最新シリーズの「花」を披露。

今回の「花」は「日常の中にある感謝」がテーマで、その力強い筆使いや精緻なライン、そして鮮やかな色彩が印象的。

GARDE は、新規事業として注力するアート事業、その中心として新たな文化発信の場を GOCA が担い、ニューヨークのアートシーンに新たな風を吹き込み、日本、さらにアジアの現代アートをグローバルに広める重要な役割を果たしていくという。

アートとイノベーションの融合 GARDEがチェルシーで描くビジョン

今回 GOCA がギャラリーを構えるニューヨークのチェルシー地区は、倉庫や工場が立ち並ぶ産業地帯として発展した土地で、1980年代以降、ソーホーでの地価高騰を背景に多くのアーティストやギャラリーが安価なスペースを求めて移転したことで、広い空間を活かしたギャラリーエリアとしての基盤が築かれた。

1990年代に入ると、ガゴシアン・ギャラリーをはじめとする著名なギャラリーが相次いで進出し、22~28丁目の10番街沿いを中心にギャラリー街としての地位を確立。

その後、2009年に廃線となった高架鉄道を再開発した「ハイライン」のオープンによって観光地化が進み、アートインスタレーションが設置されるなど地区全体がアートと融合した都市空間へと変貌。

現在では、約200のギャラリーが集まり、著名アーティストの展示から若手の実験的な作品まで幅広く扱う、世界有数のアート・カルチャーの中心地として確固たる地位を築いている。

GOCA 岡田 CD「日本を代表する文化や価値観を世界に届ける」

「GOCAは、アートを通じて日本を元気にするという理念のもと立ち上げられました。

立地としてチェルシー地区を選んだ理由は、世界的にアートの中心地として知られるこのエリアが、私たちのビジョンを体現する最適な場所だと考えたからです。

チェルシー地区には多くのギャラリーが集まり、アーティストやコレクター、アート愛好家が集う国際的なネットワークがあります。

ここで活動することで、日本のアートやアーティストをグローバルな舞台に発信する力を最大化できると確信しました。

このプロジェクトを進めるにあたり、「なぜギャラリーをつくるのか?」という問いをチーム全員で何度もディスカッションを重ね、その理念を共有することから始めました。

また、アートを通じて日本を代表する文化や価値観を世界に届けるという目標を据え、それを実現するためのパートナー探しやブランディングに多くの時間を費やしました。

わたしたちは GOCA を通じ、日本のアートと世界のつながりを強化し新たな価値を創出していきたいと思います。

このプロジェクトが進む中で、多くの方々に支えられていることに感謝し、GOCAがアートを通じて日本の活力を生み出す一助となるよう、全力で取り組んでいきます」(GOCA CEO 兼 岡田クリエイティブディレクター)

GARDE 室 代表「GOCA を通じてアートの持つ力を世界中に」

「このプロジェクトには、単にアートを展示するだけではなく、アートを通じて人と人をつなぐ「ハブ」としての役割を果たしたいという、わたしたちの思いが込められています。

とくに、GOCA を通じて日本およびアジアの若手コンテンポラリーアーティストたちの才能を世界へと発信し、彼らの可能性を広げるプラットフォームを提供していきたいと考えています。

チェルシー地区という舞台において、わたしたちがこれまで築き上げてきた空間デザインのノウハウとアーティストとのネットワークを最大限に活用し、アートを愛する人々が集い、交流し、GOCA が生み出す新しいインスピレーションと可能性が、アートを通じて社会にポジティブな影響を与えることを願っています。

また、この取り組みは、GARDE 創業40周年を記念したプロジェクトの一環でもあります。

当社は2009年に世界中のアーティストやクリエイターを支援するNPOを設立するなど、アートを通じた社会貢献活動を続けてきました。

これからも挑戦を続け、GOCA を通じてアートの持つ力を世界中に届けていきたいと思います」(GARDE 室 代表)

奥田雄太 Yuta Okuda

日本のビジュアルアーティストで、細密な線画と太いストロークが特徴のミニチュアペインティングを制作。

ファッションデザイナーとしてのキャリアを経て、ロンドンの ISTITUTO MARANGONI でファッションデザインの修士課程を修了。

2022年に自身のスタジオ「Yuta Okuda Studio」を設立し、広告、ブランドコラボレーション、編集プロジェクトなど多分野で活動を展開。

卓越したデザインと機能性が結び付く空間を創造 GARDE

ブランディングデザイン会社として、ラグジュアリーを中心としたリテール、オフィス、レジデンス、ホテルや飲食、またこれらの複合施設など、さまざまな分野の空間をデザインする GARDE(ギャルド)。

GARDE(ギャルド)は、グローバルネットワークを駆使し、コンサルティング、デザイン、コーディネーションという 3つの柱とする各分野でクライアントのビジョンを具現化し、卓越したデザインと機能性が結び付く空間を創造。

東京本社の他、ミラノ、パリ、香港、上海、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、ドバイ、ニューヨーク、ロサンゼルスと世界各地に拠点を構えている。

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