シロアリ対策のアサンテが「木の文化継承プロジェクト」を新設し神社 仏閣 文化財 桜の名所、国内の歴史的木造建築物などを守るアクションへ

シロアリが羽アリとなり飛び立つ時期(スウォーム期・群飛期)といわれる4~7月を前に、シロアリ対策全国シェアトップの アサンテ が新しいプロジェクトを立ち上げ、注目を集めている。

それが、アサンテ「木の文化継承プロジェクト」

累計施工軒数60万軒、神社施工実績1都2府20県 226社を超える アサンテ は、「木の文化継承プロジェクト」を設立。

神社・仏閣・文化財・桜の名所などに潜むシロアリやクビアカツヤカミキリなどを駆除し、日本が世界に誇る木造建築をはじめとする木の文化を守り、後世に伝えていくという。

アサンテが日本初導入したシロアリ探知犬、神田明神を調査

このアサンテ「木の文化継承プロジェクト」の第1弾の地が、約1300年の歴史を誇る、東京・神田明神。

3月12日、神田明神にアサンテ 宮内征 代表取締役社長、同 中尾能之 常務取締役、神田明神 加藤哲平 権禰宜らが集まり、アサンテが日本に初めて導入したシロアリ探知犬 サラ・アリスによる調査などを見守った。

一般家庭のほか、文化財や公共施設などの調査でも活躍

探知犬は、特定の匂いを探知するべく訓練された犬で、アサンテの探知犬(すべてビーグル)は優れた嗅覚を活かし、シロアリやトコジラミの匂いを検知すると、頭を縦に振って知らせてくれる。

さらに壁のなかなどの見えない場所に生息しているシロアリでも検知でき、非破壊で生息調査できることから、各方面から注目されている。

アサンテの探知犬は、一般家庭のほか、文化財や公共施設などの調査でも活躍中。

アメリカでは、こうした探知犬(職業犬)が数百頭もいるといわれ、中古物件売買時にシロアリがいるかどうかの検査証明などで活躍する。

https://www.asante.co.jp/kunkuns/

神田明神 隨神門でシロアリ探知犬が生息調査をデモ

この日は、神田明神 隨神門でシロアリ探知犬が生息調査をデモ。

門柱などを調査し、「異常なし」。6つあるルーレット皿のなかにひとつだけ シロアリを忍ばせても、優れた嗅覚でいともかんたんにその在り処を当ててしまった。

アサンテのシロアリ探知犬は、こうした神社・仏閣のほか、記念艦 戦艦三笠の甲板などでも活躍し、直近では4月9日に尾張大國霊神社(愛知県稲沢市)半床庵を探知するという。

「これまで培った技術とノウハウを活かし、歴史的木造建築物などを害虫から守りたい」

「日本には各地に昔から親しまれている神社仏閣などの歴史的木造建築物がありますが、残念ながらシロアリ被害に遭うこともあり、定期的なメンテナンスが欠かせません。

そこで当社は、これまで培った技術とノウハウを活かして日本が世界に誇る歴史的木造建築物などをシロアリなどの害虫から守る『木の文化継承プロジェクト』を発足しました。

この取り組みを通じて、各地で親しまれている歴史的建築物などを守ると同時に、シロアリ被害の実態や対策の重要性を皆さまに知っていただく機会としたいと考えます。

発足にあたり、立春が過ぎシロアリが活発に動き出すスウォーム(群飛)の季節が近づく3月12日に、天平2年創建、1300年以上の歴史ある神田明神にご協力をいただき、デモンストレーションを実施しました」

―――そう想いを語る アサンテ は、「4~7月は、シロアリが羽アリとなり飛び立つ時期(スウォーム期・群飛期)でとくに注意を」とも伝えているから、公式サイトをチェックして対策を。

https://www.asante.co.jp/