いま、ニッポンのあらゆる食品のなかで、「うまいしコスパいいし、使い勝手いいし、トレンドも突き抜けてるし」っていう、イチバン商品はなんだ!?!?!?
―――そんな“食の最新トレンド”を実感できるのが、日本アクセス2024年秋冬『新商品グランプリ』。
エントリー数 59社/69品(加工食品28/冷蔵食品13/冷凍食品17/アイス11)のなかから、一般消費者が試食し、価格帯や味はもちろんのこと、使い勝手のよさ、トレンドなど多角的な視点から採点し、見事グランプリを手にした商品が↓↓↓
グランプリ:割るだけスープ ホタテチャウダー/理研ビタミン
粉末スープよりも時短でかんたん。素材の味わい深いスープを液体のまま濃縮したホタテチャウダーの素。
「審査員からは「今までにない 斬新な商品!」「かんたん便利でとても美味しい」「いろいろとアレンジできそう」という意見が多数。商品のオリジナリティ」「簡便で コスパが良い」という総合点で高評価を獲得し、見事栄冠に輝きました」(日本アクセス)
「スープ売場にドレッシングの様なボトルがあるというのが斬新です! 希釈スープという発想が面白いです。ホタテチャウダーも美味しかったです」(20代女性)
冷蔵食品1位:ソイーネ 豆腐ミニハンバーグの素 てりやき風味/ハウス食品
3個パックの木綿豆腐一個と混ぜて焼くだけ。かりふわ食感とお子様も大好きなてりやき味が特徴。
「水切りもせずかんたんに5分で豆腐ハンバーグができるとのことで、主婦にとっては時短にもなりありがたい商品です。しかもふかふかで美味しいし、ヘルシーです」(50代女性)
冷凍食品1位:まるかじゅり グレープフルーツ&オレンジ/アヲハタ
もんで食べる新感覚の冷凍フルーツ。グレープフルーツとオレンジの果肉に、グァバがほのかに香るすっきりした味わい。
「デザインもかわいくて薄くて冷凍庫にストックしやすいです。砂糖不使用がうれしいです。片手で食べられるので子供のおやつにも良さそうです」(40代女性)
アイス1位:サクレ濃いみかん/フタバ食品
秋冬仕様のサクレが新登場。氷の粒を小さく、味わいはサクレ史上最も濃厚に仕上げたひと品。
「みかんの食べ応があり、サクレシリーズは毎回満足感があります。濃厚に仕上げられているので、秋冬にピッタリだと思いました」(40代女性)
―――そのほか、詳しい結果は特設ページ(https://newgp.nippon-access.co.jp/index.html)やTikTok(https://www.tiktok.com/@newfood_gp_ac)で公開中。
消費者のリアルな感想や、訴求ポイントを幅広く発信してるから、気になる人はチェックしてみて。
そこで気になるのが、2024年秋冬の新商品トレンドについて。
日本アクセスは、2024年秋冬の新商品のトレンドについて「消費者ごとのライフスタイルに重なる商品」に注目し、こう解説している。
上位商品にある4つのキーワード
「新商品グランプリ2024年秋冬は、部門別に、加工食品28品、冷蔵食品13品、冷凍食品17品、アイス11品のエン トリーがあり、7月下旬に東日本(東京)、西日本(神戸)の展示会で新商品をお披露目・一般消費者による審査を実施いたしました。
新商品には「簡便のその先」「保存形態も購入動機のポイント」「個食」など、かゆいところに手が届くようなニーズを的確にとらえている商品や、「ビジュアル」「高級感・リッチ感・希少」など付加価値を提供する商品などが多くみられました。
そして2024年秋冬で上位商品の審査結果を分析した結果、4つのキーワードにまとまりました。
それは、◆コスパの新時代、 ◆簡便さを越えて、◆悩みに寄り沿う商品力、◆ビジュアルがもたらす新しい価値」(日本アクセス)
コスパの新時代
「この価格でどれだけの価値があるか? という視点をますます重視しています。これからは、価格に見合った確かな価値を提 供できる商品が選ばれる時代といえます」(日本アクセス)
簡便さを越えて
「共働きや単身世帯が増えるなか、健康的でおいしい食事をいかにスマートに楽しめるかが注目されています。
余暇の時間を確保しつつ食事のクオリティを落とさない工夫を提案できる商品が、これからの生活を豊かにします」(日本アクセス)
悩みに寄り沿う商品力
「鮮度を長持ちさせ無駄なく美味しく使い切りたい、環境に優しいパッケージを選びたい、日常をもっと効率的にしたい……消費者のニーズに寄り添い、問題を解決できる商品なのか? それもひとつの選択肢となっています」(日本アクセス)
ビジュアルがもたらす新しい価値
「「食べること」から「体験すること」へと進化した現代の「食事」。
美しい食事のビジュアルは、とくにストレスの多い現代社会にお いて、癒しや幸福感をもたらす重要な要素となっています」(日本アクセス)
消費者のライフスタイル上で想像しやすい商品
「これら4つのキーワードから、消費者は単に「安いから」「美味しいから」「みんながいいと言っているから」選んでいるのではなく、「自身のライフスタイルに重ね合わせ、その中身を判断している」ということが顕著に見えてきました。
そして、消費者はパッケージデザイン・量目商品単価・使い勝手・保存方法などを「視覚」で判断している、つまり、その商品を自身のライフスタイルのなかに想像し、その価値や購入動機を判断しているといえます。
これらのことから 2024年秋冬におけるトレンドは「消費者のライフスタイル上で想像しやすい商品」だといえます」(日本アクセス)
消費者へ商品の価値を伝えたい
2024年秋冬『新商品グランプリ』の結果を受け、日本アクセス代表取締役社長 社長執行役員 服部真也 CEO は、こう伝える。
「2024年度における、食品流通業界を取り巻く環境は、人口減少・高齢化、物流2024年問題による人手不足、為替の大きな変動があり、また不安定な株式市場を背景とした消費者の節約志向の継続など、先行き不透明な環境が続いている。
メーカー各社では、消費者の購買行動の多様化に合わせた新商品を開発しているなか、本企画は、新商品の開発と販売に向けたメーカーの熱い思いをしっかりとお得意先への提案に反映するとともに、消費者へ商品の価値をお伝えすべく、実施している」
今後の市場の方向性を示唆
また、日本アクセス 商品統括・マーケティング管掌 淵之上明生 執行役員は、こう語る。
「今回選出された商品は、最新の技術術やトレンドを反映し、消費者それぞれのライフスタイルに重なる商品として高く評価された。
多様化する現代のニーズに応えるためには、一つひとつのライフスタイルに深く寄り添う商品開発が不可欠である。
その点で、受賞商品は、その優れた例であり、今後の市場の方向性を示唆するものでもある。
新商品グランプリについては、今後も、より多くの消費者の皆様に「食の今」をお届けするだけでなく、小売業の売上げ拡大にもつなげるべく、さらに充実した企画になるよう努めていく」