RIZAPグループ 全社員 全顧客の抗体検査を原則化、検査費用を全額負担! パーソナルトレーニング業界のニューノーマルへむけて先手

結果にコミットする―――のライザップ(RIZAP)が、さらに「将来の結果」にこだわる“ニューノーマルプログラム”を展開しはじめた。

ライザップグループ(https://www.rizap.jp/)は、RIZAPグループすべての社員、RIZAPブランドの全トレーナー、RIZAPの全利用者を対象に、新型コロナウイルスの抗体検査を全額負担する。

この取り組みは、抗体検査対象者全員が医師の診察を受け、医師の指示に従って抗体検査を実施、その費用をライザップグループが負担するというもの。

対象者は、RIZAPグループ75社に所属する全社員 5346名、RIZAPブランドの全トレーナー 1152名、RIZAPボディメイク・WOMAN・RIZAP GOLF・RIZAP ENGLISH・RIZAP COOK・RIZAP KIDS を利用する人。また、新規入会者は抗体検査受診を原則とする。

ライザップグループは、ライザップに関わるすべての人を抗体検査し、検査結果で陽性と判断された従業員やゲスト(利用者)は、保健所などの指示に従い、必要に応じて隔離療養を行う。また、保健所の調査に全面協力し、必要に応じて店舗を閉鎖するなどの対策も実施する。

感染専門医指導による感染症対策、オンラインプログラムもスタート

ライザップ店舗内では現在、感染症コントロール医師の指導を受け、医学的検知にもとづいた6つの感染症対策を実施。

従来の消毒・接触防止・飛沫防止・換気といった対策に加え、5月からオンラインでのカウンセリングとセッションをスタートさせた。

また、全国のライザップトレーナーは、新型コロナウイルスの抗体検査と診察を、定期的に受ける。

今回の抗体検査原則化は、ICD制度協議会認定感染症コントロール医 松山淳医師(ナチュラルハーモニークリニック表参道統括院長)と、新宿メディカルクリニック(長野宏一郎院長)の協力を得て実現できた。

検査データを研究活用、業界のニューノーマルへ

RIZAP店舗は現在、緊急事態宣言発令後の自粛要請に従い、複数の店舗が休業中。今後は政府・自治体の方針に従い順次再開していく。

こうした状況下で、ライザップグループは「RIZAP STANDARD With コロナ」と打ち、パーソナルトレーニング業界のニューノーマルをめざす構え。

「RIZAP STANDARD With コロナ は、今後も変わらず顧客の『なりたい自分』を叶えるために、RIZAPが感染症コントロール医の指導に基づき策定した安心安全のための環境基準。これまでの健康管理に関する39の項目に、今回新たに20の安全安心の項目を加えた。今後必用に応じて追加修正していく」(ライザップグループ)

この抗体検査で得たデータは、提携先医療機関 ナチュラルハーモニーに提供し、同医院の感染症コントロール医が結果を分析。無症状の感染者がどの程度いたかを把握し、国内の新型コロナウイルスの感染実態把握と感染拡大防止策に、活かしていく。

研究結果は、「日本オーソモレキュラー医学会」をはじめとする今年度の学術集会(医学会)、「the American journal of experimental and clinical research」などの医学誌での発表する予定。

<ライザップ 特集>
https://tetsudo-ch.com/?s=rizap