北海道美幌町「BOTANISTの森」にまず1000本植林、売上金一部を森林保全活動にあてるボタニストの想い

植物とともに生きる未来のために、売上の一部を森づくりに活かしたい―――。

そんな想いから、あるライフスタイルブランドが動き出した。

I-ne が展開する ボタニカルライフスタイルブランド「BOTANIST」(ボタニスト)だ。

BOTANIST は、森林保全団体 more trees を通じ、2017年から売上の一部を森林再生にむけた活動に投資。

2021年からは、北海道美幌町で「BOTANISTの森」づくりを始動し、伐採跡地に複数樹種を植林し、多様性のある森に戻すための活動を加速している。

初年にあたることしは、0.5ヘクタール(5,000平米)に1,000本を植林。今後は、毎年1ヘクタールずつ森を広げていくという。

そして今回、美幌町役場、美幌町森林組合の協力のもと、「BOTANISTの森」の看板設置と、ハンノキを植林。

今後も毎年、秋に植林を実施し、白樺(シラカバ)をはじめ、ハンノキ等の広葉樹を織り交ぜた植林で、美幌町の本来の植生に近い森の姿をめざしていく。

「植物の恵みを享受している BOTANIST だからこそ、これからも植物とともに生きるために、できることを。BOTANISTをお買い上げいただくことで、皆様も植林支援に参加いただけます。あなたの1本が、森を育てます」(BOTANIST)

BOTANIST 小林麻美ブランドマネージャー「BOTANIST だからこそ、できることを」

森づくりにあたり、北海道美幌町を選んだのは、身近な日本の森であり、またボタニカルシャンプー・トリートメントに配合している「ホワイトバーチウォーター」を採取できる白樺(シラカバ)が育つ環境であるためです」

「BOTANISTの森 で採れた成分を、いつかは製品に使用したい……そういう想いも込めて、北海道美幌町の土地を選びました。取り組みの初年にあたる2021年は、白樺1,500本を植える予定でしたが、北海道での記録的な猛暑と雨が少なかったことが原因で残念ながらすべて枯れてしまい、植林が叶いませんでした」

「地球からの警鐘が、暮らしのすぐ側まで迫っていることを改めて受け止めています。代わりに、植栽地周辺に多く自生しているハンノキ1,000本を植林しました。ハンノキ500本も記録的少雨と猛暑の影響により枯れてしまったため、次年度に繰り越して植林予定です」

「先日、実際にわたしが植林したハンノキが育つのは、30~40年後。建築資材に耐えうる強度になるまでは、60年ほどかかるといわれています」

「森の木々が青々と茂り、太い幹がすっくと伸びている様子を、わたしが生きている間には見られないかもしれません。ですが、それだけの時間をかけて育つ植物から、さまざまな恵みを分けてもらっている BOTANIST だからこそ、できることを少しずつ探したい。そして、お客様とともに取り組んでいきたい。わたしたちはそう考えています」

美幌町役場 藤田知典 農林政策課

「『多様性のある森づくりを行いたい』という美幌町の思いと、BOTANISTの『植物と共に生きる』という思いが重なったことがきっかけで、今回の植林がスタートすることになりました」

「美幌町は、北海道内で3組織しかない、国際的な森林認証を取得し、環境に配慮した森づくりに積極的に取り組んでいます。BOTANISTの森には1ヘクタールあたり2,000本を植林する予定です」

「これは野生のウサギやシカによる食害や、木々の成長を加味した数字で、具体的には横2.5m、縦2mの間隔で木々を植えることになります。白樺やハンノキなど、広葉樹による森を次世代に届けられることを、楽しみにしています」

BOTANIST=植物学者の想い

「ボタニカルライフスタイルとは、植物の恵みを生活・ライフスタイルに取り入れること」

「モノにあふれ、目まぐるしく変化する現代において、よりシンプルで丁寧な生活、植物と共に生きることが、本質的な豊かさに繋がると考え、ボタニカルライフスタイルブランド『BOTANIST』は生まれました」

「環境への取り組みとして『森林保全団体 more trees』と、多様性のある森づくりを進めています」(BOTANIST)

公式HP:https://botanistofficial.com/
公式Instagram:https://www.instagram.com/botanist_official/
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