明治「カマンベールチーズが認知機能維持させる可能性」最新研究エビデンスを公表! 梅沢富美男も「カマンベールチーズ食べて脳を健康に」と期待

「カマンベールチーズの摂取習慣が、認知機能の維持につながる可能性が明らかになってきた」

そんな衝撃の研究結果を公表したのが、桜美林大学・東京都健康長寿医療センター・明治 の産学連携研究チーム。

同チームは10月16日、都内で研究成果発表会を開き、「カマンベールチーズと認知機能の意外な関係」をテーマに、鈴木隆雄 先生(国立長寿医療研究センター 理事長特任補佐/桜美林大学 客員教授)、金憲経 先生(韓国・The Well Research Center 所長)が登壇し、最新エビデンスを公表した。

また、ゲスト登壇した俳優・梅沢富美男も、こうした最新エビデンスを知り、「カマンベールチーズを食べて、脳が健康になるならば」と研究成果に期待を込めた。

そこで、梅沢富美男と各研究者との爆笑トークは後半で記すするとして、まずは「カマンベールチーズと認知機能の意外な関係」の最新エビデンスをチェック。

チーズの種類が認知機能の高さと関連

牛乳・乳製品のなかでも、カマンベールチーズ摂取と認知機能維持の可能性に着目し、10年以上前から研究を続けてきた桜美林大学・東京都健康長寿医療センター・明治の3者。

3者は今回、疫学研究にて、チーズの摂取習慣に加えて、日常的に摂取するチーズの種類が認知機能の高さと関連することをヒト試験において初めて明らかにした。

この研究の成果は、2024年8月22日に国際学術誌 Nutrient に掲載され、今回の発表に至った。

カマンベールチーズが認知機能の高さと関連

今回の研究では、高齢女性において乳製品のなかでもチーズの摂取習慣により認知機能低下を起こりにくくする可能性が、ヒト試験においてはじめて明らかに。

さらに、チーズの種類の中でも「カマンベールチーズ」の摂取が、より認知機能の高さと関連することがわかった。

また今回の研究で、年齢が若いこと、歩行速度が速いこと、嚥下機能が維持できていることも、認知機能低下の起こりにくさと関連していることが確認できた。

年齢・運動・栄養(食事)は、健康や認知機能の維持において、大切な要素であろうことは想像されるが、これらの要素と並び、カマンベールチーズの摂取習慣も認知機能の維持につながる可能性が強く示唆された。

オレイン酸アミドが認知機能維持か

カビで熟成したチーズには、さまざまな生理活性成分が含まれている。

これまでカマンベールチーズの脳や神経に作用する有効成分としては、「オレイン酸アミド」や「デヒドロエルゴステロール」といった脂質成分や、乳ペプチドなどが特定されていた。

今回、こうした先行研究を踏まえ、オレイン酸アミドと認知機能との関連性をヒト試験で確認し、カマンベールチーズに含まれるオレイン酸アミドの摂取が、認知機能を維持させる可能性が示唆されることを明らかにした。

―――こうした最新エビデンスを共有した鈴木隆雄 先生、金憲経 先生、梅沢富美男が、カマンベールチーズ最新情報で爆裂トーク↓↓↓

オレイン酸アミドを含むカマンベールがベスト

梅沢:今回のイベントの話をいただき、カマンベールチーズを朝食にどんどん食べてみました。「オクラ納豆とカマンベール」「出汁巻き卵、カマンベール巻」、それに最後は「カマンベール味噌汁」です。味噌汁にカマンベールチーズは相性抜群です! わたしと藤田ニコルみたいな関係です! 和食にもあいますね~。

金先生:すばらしいです。カマンベールチーズたっぷり使って、おいしそうです。認知機能維持という観点では、そうとう意識してるんじゃないですか。

梅沢:ちなみにカマンベールチーズじゃなきゃだめなんですか? そのほかのチーズは?

金先生:何が大きく違うかというと、カマンベールチーズに代表される白カビタイプのチーズには、オレイン酸アミドやデヒドロエルゴステロールといった脂質成分や乳ペプチドなどが含まれていて、これが脳や神経に作用する有効成分として特定されています。また、先ほども解説しましたが、「オレイン酸アミド」という成分の摂取と認知機能との関連性を示すヒト試験も出ているんですよ。

梅沢:なるほど、やはりカマンベールチーズじゃなきゃだめなんですね。

カマンベールチーズと運動で認知機能維持を

梅沢:カマンベールチーズを食べて、脳が健康になるならば、夜のお店のお姉ちゃんの名前も覚えられて、最近の課題が解決できます!

鈴木先生:実はそもそも、日本の高齢者は、乳・乳製品の摂取が欧米と比べても少ないんですね。認知度も低い。さらに、カマンベールチーズを食べる人はまだまだ少ない。“食の多様性”という観点からも、こうしたカマンベールチーズを、普段の食卓で楽しんでほしいと思いますね。

金先生:運動も大事です。認知機能を考える場合、有酸素運動を中心として、もっと脳が刺激されると考えています。

梅沢:カマンベールチーズが脳に実にいいことが本当によくわかりました。カマンベールチーズを食べて、運動も続けながら、これからも芸能界の若いヤツらにカツを入れていきたいと思います!

抗酸化作用も認知機能の維持に

―――3人は最後に、「カマンベールチーズのはちみつがけと、カレー粉がけ」を試食。このナッツやはちみつ、カレー粉には抗酸化作用のある成分を含んでいるということで……。

鈴木先生:抗酸化作用も認知機能の維持に期待されているので、カマンベールチーズととてもいい食べ合わせですね。

梅沢:カマンベールチーズにカレー粉って、相性いいんですね。いい加減な料理だなって思ったけど、めちゃめちゃいいです。はちみつがけもおいしい!

(カレー粉&カマンベールチーズ)

(鮭ときのこ&カマンベールチーズ)