ちばてつや、里中満智子、大友克洋、三浦みつる、倉田よしみ、バロン吉元、うえやまとち、木村直巳、山田ゴロ、いわみせいじ、北川玲子、喜乃さくら、佐佐木あつし、ちーにょ、ねもと章子、ちゃんやつ、ひのもとめぐる、mizo_re2、山田うさこ、高木ユーナ……なんともそうそうたる顔ぶれ（敬称略・順不同）。
この20人が、とある共通テーマで、自由な発想で描いた漫画展が、東京・渋谷のセルリアンタワー東急ホテルで3月21日まで開催している！
それが「ペア碁漫画展」。3月21日まで、セルリアンタワー東急ホテルで9時～17時30分の間、一般公開！
しかも、来場者には超激レアなプレゼントもあるというから、これは行かないわけにはいかない。
ペア碁とは？ それを描いた珠玉の作品たちのみどころは？
この「ペア碁」は、男女2組のペアで対局を行う囲碁のゲーム。テニスや卓球でいう混合ダブルスの囲碁版。
対局中はペア同士も会話が禁止というルールのもとで行われることから、パートナーの心理も読み取りながら、次の一手を打っていく……いわば“静かなる心理戦”ともいえる、いま注目のゲームのひとつ。
このペア碁ワールドカップ2022 ジャパン（3月17～21日）にあわせて開かれている特別展（文化催事）が、ペア碁漫画展。
会話ができないダブルス競技だからこそ、その心理を文字と行間、画力で描かれたストーリーをはじめ、温かみのあるイラスト作品など、バラエティにとんだ作品がそろう漫画展として、注目を集めている。
大友克洋先生描き下ろしポストカードを来場者にプレゼント！
このペア碁漫画展に参加する作家たちのまとめ役を務めた里中満智子先生は、初日のプレスビューでこのペア碁漫画展の魅力についてこう話す。
「ペア碁は、対戦相手の心理を読むだけでなく、ペアを組んだ味方の気持ちも読み取りながら戦っていくゲーム。イラスト・ショート―ストーリー・2コマ漫画・4コマ漫画と、漫画家さんの得意分野で自由に描いてもらいました」
「漫画では、たとえば恋愛中のカップルが参戦していくうちに気持ちがすれ違っていく……そんなストーリーを描いていくのも面白いかも」
また、ペア碁漫画展の全体運営を担う横手市増田まんが美術館 大石卓館長は、「漫画の力でペア碁の魅力を伝えていきたい」と意気込む。
ペア碁漫画展は、東京・渋谷 セルリアンタワー東急ホテルで3月21日まで開催。入場無料。
来場者には、大友克洋先生描き下ろしポストカードを数量限定でプレゼントするというので、気になる人は、春分の日にセルリアンタワー東急ホテルで開かれているペア碁漫画展に行ってみては。
