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クラシエ薬品が医師 薬剤師むけ医療用医薬品ウェブサイトを開設、実態調査をもとに漢方薬処方時エビデンスも公開

漢方薬を中心とした医療用医薬品と一般用医薬品を販売するクラシエ薬品は、医療用漢方製剤「KB2スティック」シリーズの誕生20周年を記念し、全国の医師や薬剤師を中心とした医療従事者に向けて、コロナ禍で増える“暮らしの不調”をテーマとした新しいコミュニケーション施策をことし2月からスタート。

クラシエ薬品では、1981年の医療用漢方エキス製剤発売以降、患者本位の医療のなかで、漢方薬による治療を提案。そのなかで、患者の「1日の服用回数を減らしたい」「お昼の飲み忘れが多い」という声に応え、2002年に誕生したのが、医療用漢方エキス製剤初の、1日2回服用製剤「KB2スティック」。

今回、「KB2スティック」の発売20周年を機に、コロナ禍で増加傾向にある肩こりや目の疲れといった“暮らしの不調”に注目し、漢方薬を通じた解決策を提案。

不調に苦しむ患者の生の声を医療従事者に届けるべく、「KB20周年パンフレット」の制作や、当社が運営する医療用医薬品ウェブサイト「漢・方・優・美」内に特設サイトを開設する。

この施策に合わせ、医師と患者の“暮らしの不調”に関する現状について調査した『コロナ禍における“暮らしの不調”実態調査』の結果も公開した。

コロナ禍で様々な“暮らしの不調”が増加

現在、感じている不調の有無について質問したところ、「非常に感じる」「感じる」と答えた方の割合が最も高かったのは、「目の疲れ・かすみ」(62.4%)という結果に。

新型コロナウイルス感染症の流行後に不調を実感した人は平均4割に

また、テレワークやスマートフォン・PCを見る時間が増えたことによる影響と考えられる「目の疲れ」「肩こり」といった体の不調だけでなく、「やる気が起こらない」「気分が落ち込む」といった心の不調もランクインし、心身全体におよぶ不調が見られる。

3人に1人が受診目的以外の不調を医師に相談していない

病院を受診した際に主な受診目的とは異なる不調や悩みがあった場合、医師に相談しているかたずねたところ、3人に1人は「相談していない、できていない」と回答。

相談しない理由は「主治医の専門でない/相談していいか不明」

また、相談できない理由の約半数は「主治医の専門ではない/相談していいかわからない」という結果に。

この結果から、普段通院している医師に対しても、自身のちょっとした“暮らしの不調”は相談しづらい傾向にあることがうかがえる。

受診目的以外の不調についても相談したいという方は約7割

病院を受診したさいに、医師からどのような説明を受けたいか質問したところ、受診目的以外の不調や健康全般に関することも話してほしいと答えた人が全体の7割に。

また、医師から「お困りのことはありませんか?」と聞かれたら、受診目的と異なる不調を相談したいと答えた人が、全体の95%。

自分からは積極的に“暮らしの不調”について相談はできないが、医師から尋ねられると相談したいという人は多く、不調の発見においては医師からのアプローチが重要であることが改めて分かる結果となった。

「KB2スティック」20周年企画に注目!

クラシエ薬品は、「KB2スティック」20周年を記念した特設サイトを、医療用医薬品ウェブサイト「漢・方・優・美」内に開設。

特設サイトでは、KB2スティック 20年の歩みや医療用漢方エキス製剤の服用回数と服薬コンプライアンスに関する文献紹介を掲載中。

今後は、会員登録した医療従事者を対象に、「暮らしの不調」の実態についての調査結果や暮らしの不調」に役立てられる漢方製剤について情報を公開していくという。

「KB2スティック」20周年特設サイトURL:https://www.kampoyubi.jp/kb20th/

20周年記念パンフレットの制作

さらに、医師や医療関係者の皆様に向けて、「KB2スティック」20年の歴史や『コロナ禍における“暮らしの不調”実態調査』の結果、“暮らしの不調”の症状についてまとめたパンフレットを制作。

1日2回服用と1日3回服用の違いによる服薬コンプライアンスの比較など、医師らが漢方薬を処方するさいの参考になるようなエビデンス資料も紹介中。

同パンフレットは、医療従事者を対象に全国の医療機関や調剤薬局などに配布していくという。

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